白馬岳

2011年10月8日(土)〜10日(月)

10月8日
立川→(あずさ)→松本→(大糸線)→白馬(散策)→(バス)→栂池

上高地に行くはずが何だかんだで白馬へ。何だかんだは三連休の大混雑で宿の確保が出来ない。
予定を立てるのが遅くなり予約を取るのが遅かったため。
それでも山小屋ならば予約なしでも大丈夫かなとも思い、突入!かとも思ってもみたものの上高地方面は無理
行きの列車の中で行き先をあれこれ検討の結果、白馬岳に決定。白馬駅で降りて栂池でのこの日の宿を案内所で予約。お蕎麦で昼食。案内所で教えてもらった白馬岳がよく見える展望スポットへ散策。白馬駅からバスで栂池へ。泊まった宿はスキー客のロッジらしくこの日の泊まりは私たちはだけ。


10月9日
栂池→(ゴンドラ)→栂池自然園前→天狗原→白馬大池山荘→小蓮華山→三国境→白馬岳→白馬山荘

栂池高原のゴンドラの始発がこの日は7時。宿の朝食を早めにしてもらいゴンドラの駅へ。7時の始発前に既に長蛇の列。早めの便に乗ってゴンドラ〜ロープウェイと乗り継いで終点の栂池自然園駅へ。
ゴンドラが高さを増すにつれて白馬三山が間近に迫るようになりる。紅葉の色づきもいい。
身仕度を整えて出発。栂池自然園あたりの紅葉がきれいでした。
自然園から天狗原までひと登り。

  

 青空がきれいでした。

  
天狗原
天狗原からゴロゴロした大きな岩の道を乗鞍岳へ登る。大分前になる前回ここを訪れた時は天気が悪く雨も降り、濡れた岩が滑って歩きづらかった。石造りの大きなケルンのある平らな乗鞍岳山頂着。

  白馬大池

 

乗鞍岳山頂から右に回りこむようにして白馬大池の畔にたつ白馬大池山荘へ。空の青さ、池の青さ、ハイマツの緑、山肌の青さと白い雪に白馬大池山荘の屋根の赤が映える。山荘が見えてから池を回りこんで山荘着。山荘前にはテントがたくさん張られ、登山者も大勢休憩していた。白馬大池山荘は翌日が今期の小屋閉め。ここで小休止し小蓮華山への登りにかかる。途中の眺めのいい船越の頭で時間もちょうど昼でランチ休憩。
この先の白馬岳までの稜線は下での情報通り雪の道となっていた。
小蓮華山で小休止の後、いったん三国境までなだらかに下る。三国境で雪倉岳・朝日岳への道を分け白馬岳への最後の登り。このあたりの雪が多かった。気温の上がる時間帯だったのと急斜面ではなかったので難儀はなく登れた。
展望盤のある白馬岳山頂に2時過ぎ着。晴れていて気持ちのいい展望。

 

 
このあたりから
三国境

白馬岳山頂  

白馬山荘まで下ってこの日のゴール。
大きな山荘も小屋閉めを控え既に半分は閉めていた。山頂レストランスカイプラザも営業を終えていた。定員通りの女性4人部屋に4人で宿泊でゆったり。雲が少しかかっていた日の入りも山々を赤く染めてきれいだった。

10月10日
白馬山荘→白馬岳頂上宿舎→岩室跡→白馬尻小屋→猿倉→白馬駅

御来光見ようと山荘外に出たけれど、天気はよいがちょうど日の出る方角に雲がかかり見ることは出来なかった。

 


朝食のあと白馬大雪渓を下山。雪渓を下る予定はなかったのでアイゼンは持ってこなかった。白馬駅近くの案内所の方の話では、この時期雪渓は小さくなっているので雪渓上を歩くのは一部分のトラバースだけ。気温ま上がるのでアイゼンなしでも大丈夫だろう。アイゼン必要なら小屋でレンタルすればよいだろうとの話だったが…。
実際、雪渓の端に着いて見てみると話で聞いて想像していたよりもかなりの距離が雪渓歩きとなりアイゼンは必要な状態。しかし、ないものはないのだから慎重に進むしかない。半分くらいまで進んだところの雪渓上にアイゼンが片方だけ落ちていた。誰かのアイゼンが歩いてるうちに途中ではずれたのだろう。雪渓上で危なかったけれどお借りすることにして片方だけ装着した。片方だけでもあると安定感が違う。無事雪渓歩き終了。

   
白馬尻あたりの紅葉がきれいでした。

白馬尻→猿倉と進みバスで白馬駅へ。今回は途中下車してみみずくの湯で汗を流した。