今年は、イタリアドロミテと、昨夏行って見ることができなかった、オーストリア最高峰グローズグッルクナー、ドイツ最高峰ツークシュピツェを訪れる旅。ドイツミュンヘンをスタートにぐるっと右回りに、この辺りドイツ・オーストリア・イタリアをめぐる。
今は、三カ国であるこの辺り、戦争で統括する国が変わる以前は、同じ国であったこともあったようで、「チロル地方」と言う言葉でくくることの出来る、同じような雰囲気のところだ。

バンコク経由のタイ航空でドイツ・ミュンヘンの飛行場に着。
ここから、列車でオーストリア・インスブルックを経由してイタリア・ドロミテ山群の玄関口ボルツァーノへ。ボルツァーノから、バスでガルデナ谷(Val Gardena)に入っていく。ガルデナ谷に入って最初の村が、オルテイセイ(Ortisei)、次の村が、サン・クリスティーナ(S.Critina)。
私は、その次の村セルバ(Selva 1563m)に宿をとった。
セルバの村をはじめ、ドロミテの麓の村や町はどこでも、明るいリゾート地。冬には、どこも一大スキーリゾート地となる。広々とした草地の上に大きな岩山がにょっきり生えたような、今までには、お目にかかったことのないような景色が広がっている。日本人観光客はほとんどいないようす。

セルバ到着後、まずは、村の中心にあるインフォメーションに行って宿さがし。
村の中心でバス停にも近いペンション「セチェーダ」(Villa Sezeda)が、セルバでの宿となった。
窓辺にかわいい花がたくさん飾られたかわいらしい宿。オーナー婦人は、イタリア語とドイツ語だけだが、片言の英語でやりとり。
(眺めのいいバルコニー付き・ツインの部屋。朝食付きシャワートイレ付きで、一部屋一泊 LI.55000)

朝食は、コーヒーまたは紅茶、パン数種類、ハムとチーズ(日替わり)、オレンジジュース、お好みでジャム・パテ、シリアル、ヨーグルト


2001.8旅行時の両替レート
イタリア→100リラ≒7円
オーストリア→1オーストリアシリング≒8.2円
ドイツ→1ドイツマルク≒8.2円