北八ヶ岳 テレマークスキー

最近、山好きの人たちの間でひそかにそして、じわじわとブームになっているテレマークスキー、クロスカントリースキー、一度やってみたいなと思っていたところよい機会を見つけることができ、2/28(土)〜3/1(日)一泊二日で、北八ヶ岳・高見石小屋のイベント、テレマークスキー講習会&ツアーに参加してきました。

1日目

渋の湯から高見石小屋まで登り、昼食の後、さっそく講習開始。スキーの履き方、 ストックの長さの調節や持ち方など基本的なことを習い、近くの広場に出かけます。
そこで、歩き方、斜面の滑り方、曲がり方の練習です。次の日はツアーに出かけるの でその時に困らないためですが、昔やった下手なゲレンデアルペンスキーの感じが抜 けず、なかなか体が思うように動かず。講師の山小屋の方からは、「どうして、言っ たとおりにできないのか。」と言われるのですが、「どうして」と言われても、言った とおりにやっているつもりが…、です。
「テレマーク」というと、オリンピックのあのスキージャンプの着地の姿勢、そし てクロスカントリーのあの走り、それらを思い起こし、イメージしつつ、講師の方た ちの「ーして」「もっとー」の言葉に叱咤激励され 2時間ほど練習しました。

2日目

1日目の練習の成果を試し、そして楽しむべくツアースキーへ。天候がよければ見 晴らしのいい丸山コースに出かけるのですが、2日目は、あいにくの雪。それもどん どんと降り積もるかなりの雪でした。そこで、コースは、高見石→麦草峠→高見石の 周遊コースです。降り積もる新雪を進みます。歩くのは、新雪に沈んでしまわないの で登山靴よりもいいのですが、斜面を滑り降りるのが一苦労です。途中、雪まみれに なりながら、何とか下へ下り、麦草峠へ行きました。麦草ヒュッテに滞在して、広場 で遊んだり斜面を滑り降りたりし、高見石小屋まで戻ってきました。
お天気は、あいにくでしたが、よい経験でした。
「テレマークを履いて、山を歩き、自然のすばらしさを是非味わって欲しい。自然を 五感を使って味わって欲しい。森の中の暖かさ、穏やかさ、静けさを味わって欲しい」 という講師の高見石小屋の緒方さんの言葉に納得、でした。
確かに、テレマークを履いて山に入ると登山道を歩いているだけでは行けないとこ ろへも行くことが出来、思わぬすばらしい景色にも出合うことが出来ます。少しの時 間だけでは、なかなかうまくはならないけれど、また機会があったらやってみたいと 思いました。

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