OL登山委員会・関東支部 秋山山行
尾瀬・燧ヶ岳
1998.9.25(金)夜行〜27(日)


- 秋雨前線停滞のため、空模様を気にしながら、25(金)、夜行バスにて、新宿出発。バスは、順調に走り、AM3:30頃には御池駐車場に着。5:30まで停車し、その後、下車。雨は、落ちていなかったが、あやしい空模様。朝食後、燧ヶ岳を目指して出発。
一日目
御池→広沢田代→熊沢田代→燧ヶ岳(爼ぐら)→(柴安ぐら)・昼食→見晴新道分岐→温泉小屋(泊)
- 御池からの道は、雨続きの天気のためかなりぬかるんでいて、泥の中につからないように、慎重に気を使いながら歩く。急登をひといき入れたくなる頃、傾斜が緩やかになり、木道が現れ、中沢田代の湿原に着く。その後、また、急登。ひといき入れたくなる頃、傾斜が再び緩やかになり、木道が現れ熊沢田代の湿原に着く。
- 心配していた天気の方は、このころになると、日が差し、雲の間から青空も見え始め、これから目指す頂上付近も見えてきた。
- 熊沢田代から先は、ガラガラしたガレ場の急坂を登っていく。爼ぐら到着。そこからいったん下り、柴安ぐらの頂上着。
- ここで、ランチタイム。頂上は、かなり大勢の人で賑わっていた。
- 雲が風に流され、時折、尾瀬ヶ原・尾瀬沼を一望に見渡すことが出来た。雲の切れ間の展望をねらって写真撮影。今夜の宿、温泉小屋も見えている。コースタイムだと頂上から二時間半となっているが、上から見下ろした感じではもっと短い時間で着きそうな気がする。
- 尾瀬ヶ原を見下ろしながら下山開始。
- やはり、コースタイムはコースタイム。樹林に入って展望も楽しめなくなってからが結構長い。同じように見える道を下っていく。
- 小屋まであと一時間くらいというところでとうとう雨が落ち始め、結構な降りとなってしまった。足元は、登山道が沢のようになって一部は滝壺のような状態。水の中に入らないように石や岩の上を選んで下る。嫌になる頃、温泉小屋到着。
- 四年前に建て替えたばかりという小屋は、とてもきれい。温泉の入浴も出来、汗を流してほっと一息。
二日目
温泉小屋→東電小屋分岐→東電小屋→ヨッピ橋→中田代三叉路→山の鼻→鳩待峠
- 時折止み間もあるものの小雨模様の中、尾瀬ヶ原最奥部の温泉小屋から鳩待峠まで湿原を縦断。湿原の草紅葉、池塘のヒツジ草の葉の色づきは、始まったばかりで、今一歩のところ。けれども、秋雨に煙る尾瀬ヶ原もなかなか素敵でした。

