照明=泉次雄+ライズ

美術=宇野亞喜良

装置=大塚聡+百八竜

音響=N-TONE

音楽=大貫誉

振付=大川妙子

殺陣=佐藤正行

美術助手=野村直子

宣伝美術=宇野亜喜良 / 福田真一

制作=新宿梁山泊事務所

協力=唐組 / ケイダッシュ

ワンダー・プロダクション

JSK / ライズ / USC

大塚聡アトリエ / 双葉鋼業

大須賀博 / 李麗仙

 唐十郎が状況劇場の紅テントで『二都物語』を初演した時の衝撃は今もよく覚えている。43年前の1972年4月、場所は上野・不忍池の水上音楽堂だった。

 唐十郎はこの作品を、韓国での初演を念頭において書いた。事実、状況劇場はこの年の3月に戒厳令下のソウルで、詩人・金芝河(キムジハ)らの協力を得て、この作品を秘密裡に上演した。

 上野の水上音楽堂での上演でまず驚いたのは、不忍池を朝鮮海峡に見立て、唐、大久保鷹らが演じる「元日本兵」の密航者たちが冷たい池の中を泳ぎ、ずぶ濡れのまま舞台にはい上がってきたことである。

 つまり、これは歴史によってさすらうことを強いられた底辺の人々の物語なのだ。

 躍動し、高揚する唐十郎の言語。不意に出現する赤い回転木馬の視覚効果。そして、リーラン(李麗仙)が痰壺の中に百円銀貨を恵んでもらうたびによみがえる、ソウルと東京を結ぶ悪夢。次々に繰り出される劇的な波状攻撃に私は圧倒され、陶酔した。

 7、8年前にソウルの街を歩いていると。一緒にいた韓国の演劇関係者が、「ここで唐さんの『二都物語』が上演されました」と教えてくれた。そこは西江(ソガン)大学の校庭で、韓国の演劇界では『二都物語』は伝説的な公演になっているらしい。

 これまで状況劇場以外では上演されなかったこの名作を、新宿梁山泊が初めて上演する。開演がとても楽しみだ。

金守珍

三浦伸子

渡会久美子

水嶋カンナ

小林由尚

加藤亮介

広島光

島本和人

申大樹

格清俊光

清水修平

海老根寿代

有栖川ソワレ

小椋麗華

荒田翔子

柏木亜優美

大鶴義丹

趙博

大久保鷹

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