最近,ブレーキをかけた際のフィールが悪化してきたため,
ブレーキの点検を行いましたところ,
パッドの残りが約4oと少なめであったため,
ブレーキパットの交換に踏み切りました.

パッドには社外品の
Winmax製Zger(スポーツ:品番220)を入れました.
パフォーマンス温度域:100〜600℃

Z32のブレーキパット交換方法を
簡単にUp致します.

Z32のブレーキパッド交換 フロント篇です.
左の写真で引き抜き始めました上下2本の
ピンを奥のピアノ線のような固定ピンを引き抜き
2本の丸ピンを引き抜きます.

これで,ラジオペンチ等でブレーキパットを
引く抜けば,裏板等と共に取り出すことが出来ます.
光のコントラストで見難いかと思いますが,
こちらがブレーキパッドを取り出した状態の
ブレーキキャリパーです.

ここまで解体することはパッド交換の際しかないので,
ブレーキクリーナー等を使用して綺麗にダストを
取り除きましょう!

そのあと,ウォーターポンププライヤー等を
使用してピストンを押し戻します.
Z32は4ポットなので,片側4つのピストンを戻します.
この際にブレーキマスターシリンダー内の
ブレーキフルード水位がピストンを押し戻した分だけ
増加しますので,予めスポイト等で抜いておくことを
お勧めします.
こちらが,取り外したブレーキパットです.
一番左がAssy状態です.
右の3つが右から裏板,鳴き止め,ブレーキパット
となっています.

一番左の上にある小さなパーツは
パッドの残りが少なくなった際に音を発する
センサーです.
こちらが今回交換する新品のブレーキパットです.

Winmax製Zger(スポーツ:品番220)
パフォーマンス温度域:100〜600℃
左が古いパッドで,右が新品のパッドです.
まだ,残り代4〜5oくらいは有りますが,
かなりフィールは悪化してきます.

ちなみに純正?のパッドはsumitomo製が
入っておりました.
解体時と逆の方法で組みつけていき
パッド交換が終了した状態です.

交換後のフィールは劇的に変わった!という
感覚は残念ながら得られませんでしたが,
ブレーキの効き始めるポイントが手前になりましたので,
効くような気はします?!

尚,ブレーキのピストンを戻していますので,
ブレーキを最初に踏むときはこの遊び分の
ピストンが出るだけのため,ほとんど効きません.
必ず走り始める前には充分にブレーキを
空踏みしてください.本当に恐ろしい目にあいます!