私の存在を許さないセミナー関係者へ真面目なお話です。
はじめまして、SAKIこと神代紗稀と申します。本名、住所の公開についてはご勘弁下さい。私は過去2回、あなた方の同業者であるセミナー関係者に拉致・監禁された経緯があり、公開することにより再び拉致されるのが怖いのです。この点についてはご了承を得ていただければと思います。
さて、私がこのホームページを公開したいきさつですが、ルポに書いてあるとおりですが私の友人が自殺未遂をしたり、サークルが崩壊の危機に陥ったり、私自身も身の危険を体験したなど、こういった事を野放しに出来ない、セミナーの存在を知らない一般市民にもセミナーとはどういうものか教えてあげたい。この事を取材等をしたものをまとめたのがこのホームページです。実際私がこのホームページを公開したところ私に似た体験をしたケースがあるというメールが多数あり、「私の周りだけではなかったんだ」と改めて実感しました。
私はこのホームページからセミナーに対していくつかの問題点を指摘していきました。ここでいくつか述べたいと思いますので参考にしていただければと思います。
第1に「セミナー内容の非公開制」です。勧誘された方からの証言で「内容を全然教えてくれない」というケースが多々ありました。内容を知らないまま参加してくれるほど一般市民はバカではないです。内容を知りつつ参加して結果的にいい方向にいくのが理想ではないですか。内容を知らないままセミナーを受けると疑問を持ちつつトレーナーの話を全て鵜呑みにして取り入れていき、結果的には洗脳されていくのです。最初にテキストなど教材があれば考える時間もあるでしょう。まぁ、セミナーでは考える行為を否定しているので、それも問題ではないかと思います。
第2に「受講料の不明確さ」です。ここ最近料金が下がったとはいえ、第1〜第3段階で20万円〜40万円というのはどうしてもおかしいです。例を取って第1段階では7万円〜10万円かかりますね。3日間のセミナーでこの料金とはどうしても普通ではないです。支出だけでも会場費と社員(トレーナー)に支払う給料だけでしょう。アシスタントは第3段階やっている人だから人件費は0円だし、どう考えても使途不明金が出てくるのは必至です。明朗会計でやっていただきたい。お金の行方を知りたいです。
第3に「勧誘」です。第3段階で「セミナーで培った事を日常社会で役立てる」という行為がなぜエンロールと名を変えた勧誘行為なのですか。この勧誘行為が薦めている側、される側でトラブルが多発しているのが私のホームページを見てわかりますが、トラブルのほとんどがこれなんです。私もその被害者の一人です。早急に勧誘をやめ、セミナーの内容を公開して「広告」という媒体で受講生を集めるという事がなぜできないのですか。例えが悪いのですが、内容を参加する前にきちんと説明してくれるオウム真理教の方がまだましだと思います。内容はどうあれ、説明してくれると言う点では評価できると思いますが、どうでしょう。別に私は信者ではありませんけど。勧誘ではなく、やりたいと思った人が参加する呼び寄せ方が理想ではないかと思います。
私はこのホームページを公開してから少なからずですが、妨害工作がありました。それも私に直接言うのではなく、別方面からチクチクと痛めつけるようなやり方をした方がいました。詳しくはいろいろありここでは申し上げることができないのですが、これだけは言いたい。
「文句があるなら直接私に言って下さい。言う勇気もないのですか?」
また、今回の妥協点としてセミナーの所在地・写真の公開をやめました。理由は東芝事件が一番響きました。個人が1法人に対して戦うというのがこんなに難しいものだと実感したのです。私の相手は複数の法人です。とても太刀打ちできる自信がありません。なお、メール情報や掲示板の内容については「このセミナーがこんな事やっている」と肝に銘じて欲しいのです。この点については嫌がらせという意味ではない事をご了承していただければと思います。
以上、私の言いたいことを書きました。なお、直接会って話し合いたいという点については身の危険を感じるのでお断りします。メールでやりましょう。
1999.8 神代紗稀