HPの方興味深く読ませていただきました。
今まで全く自己啓発セミナーなどに関心もなく、知識もなかったのですが今日HPをよむにあたったのは昨日(12月24日)「メディオス」らしきところから勧誘を受けたためです。

 以下、覚えている限りのことを書いていきます。

 最初にその男の人に会ったのは22日のことでした。渋谷駅から、渋谷公会堂へと向かい公園通りへ曲がったときに声をかけられました。キャッチセールスだと思い2、3回無視したのですが、しつこいので無視しきれず、言葉を返してしまいました。とても気さくなかんじの人でした。大学生か、とかどこの大学、とかどこ行くの、とか少し聞かれた後に「音楽とか映像とか興味ない?」と言われました。
 私はちょうどそのときライブに行くと言ってしまった後だったんで、なんとなく興味がないとはいえず、「うん、まあ・・・」とかあいまいな返事をしました。そうすると上映会をやってるから一度来てみないかとか大学生が中心になってやってるとかそんなようなことを言われ、そして断りきれず携帯の番号を教えてしまいました。

 そして次の日にかかってきて、その翌日に会う約束をしてしまいました。道玄坂の店に入り、ご飯食べながらその人の身の上話を聞いた後に、「音楽と映像」の話が始まりました。自分たちが作ったと言うビデオやCDを見せながら。夏休みに3ヶ月かけて撮ったとか、チームごとにわかれて製作するとか、そういうようなことを説明されました。
 それから話は「自己分析」へとうつっていきました。
 人見知りを直したいとは思わないかと言われ、(私は人見知りなんです。)自分を変えることができるというようなことを長々としゃべっていました。(ほとんど聞いていなかったのであいまいです。)
 その話が終わったあとに、話を聞いてどんな感じ?と聞かれました。私はそのとき100%疑っていたので「自分を変えたいと思わないし、自分について悩むこともない」とはっきりと答えました。しかしそのあとも話は続き、話が終わるたびにどう?とかどんな感じ?と聞かれました。
 私はそのたびに「私には必要ない」とか「めんどくさい」とか「電車代がかかる」とかいろいろ理由をならべて断り続けました。
 そのころからテンション高くしゃべり続けてきた彼の様子が変わって、口数が減り、不機嫌になってきたようでした。帰るタイミングをはかってた頃、店を変えることになりました。そしてタワーレコードのそばの定食屋に入り話は続きました。

 断る言葉にも尽きて、どこがいやなの?という質問に、「どこというわけじゃないんだけど、フィーリングが合わない」と答えると彼の不機嫌は頂点に達したようでした。
 そして「君がよくわからない」とかいいだし、「逃げてるみたいだ」とか「ひねくれてる」とか言いだしました。あんまり強く言われたんで、ちょっとだけああそうかなーという気になって、弱気になってしまい、軽く落ち込んでしまいました。
 でもよく考えてみると会って2日目の人になんでこんなこと言われなきゃいけないのかと思い、断ることは忘れませんでした。時間がたつにつれあんまり腹が立ってきたもんで、もう帰ってもいいかと聞いたらいいというので帰りました。もしかしたら帰してくれないんじゃないかと思ってたんで意外とあっさりしていました。帰り道は私が会話を拒否してるのがわかったのか、ほとんどしゃべらないでわかれました。

 とまあ、こんな感じでした。
 私は大学で心理学をやっている関係で彼の話のうさんくささに気づきました。しかし、会話中一切「メディオス」という名前は出てきませんでした。彼が口にしていたのは「サイテック(psytec)」の名前でした。(サイコロジーとテクノロジーの融合語、らしいです。)
 これは「メディオス」の勧誘だったんでしょうか?でもHPを読めば読むほど手口が一致してます。そういえば、道玄坂を通ってるときに、ビルの3階か4階を示し、あそこを借りてやってると言ってました。
 渋谷に行ったらまた彼らの勧誘にあうと思うと、もう行く気がしません。せめて1人で行くのはやめようと思います。声をかけられても絶対無視。勧誘されても断り続けることが大事だと痛感しました。
 これ以上あの人についていかなくてよかったと思うものの、携帯の番号を教えたため不安も拭い去れません。
一度断っても、また勧誘してくるということはあるのでしょうか?不安です。でも絶対断ります。

 長いメールにお付き合い頂いてありがとうございます。みっともよくない(?)話なのでまだ誰にも話してません。だから、ちょっとすっきりしました。怒りも少し収まりました。どうもありがとうございました。


SAKI追記:つい数日前のメディオス情報です。この内容に心当たりのある方は私あてメールください。決して当人に脅迫まがいのような事はしないようお願いします。

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