はじめまして、sakiさん。
sakiさんのHPにはしょっちゅう訪問させていただいてます!
理由は、私、○○(原文は受講時期が書いてありました)、メディオスの第一段階(自己分析¥75,000)を受けて第2段階直前でsakiさんのHPを見つけ、メディオスをやめたからです・・・・・。その体験を記憶が鮮明であるうちに、掲示板ではなくメールで伝えようと思いました。・・・HPに載せてもらえると幸いです。
去年の冬、親友と(紹介者)一緒にファミレスでいつものように雑談しながらごはんを食べていました。親友はもともと明るい子なので、色々アドバイスしてくれたり、私の話しをちゃんと聞いてくれます。
自己啓発セミナーに関わっているなんて、聞かされるまで気付きません。
誘われたのはその後です。「・・・そんな講習会があるんだけど、興味ある?」と聞かれ、「話しだけでも聞きたい」と同意すると、
すぐに携帯で誰かと連絡取り始め、今週末に!とすぐに予定が立ちました。
親友には勧誘というかんじではなく、とても自然な流れで誘われ、強引でも、焦ってるようにも見えませんでした。親友はその時、「私は今3段階目なんだー」とも言ってました。
親友に連れられ、渋谷駅からマークシティを通り、並木ビルに到着しました。
エレベーターの扉が開くと、スタッフである女性数名・男性2名くらい?みんな明るく笑顔。
フロア自体は狭いのですが、洋楽のBGMがかかり、いくつかあるテーブルをBOXに仕切っています。
円いテーブルをスタッフのMさん、紹介者、私が囲みます。そのスタッフの後ろにはPRADAのコートがかけられてました。女性スタッフはみんなおしゃれだったり、スタイル良くてキレイだったり・・・・中にはRayという雑誌のモデルさんも。親友は彼女たちを「カッコイイ!」と言います。
セミナー内容の説明だと思ったのですが、内容は一切秘密だと。先に内容を知ってしまうと、新鮮みがなくなったり、楽しみにしてた方がいいでしょう?と言われた私はまんまと納得しました。(-_-;
かわりにあるファイルを見せられました。参加者在籍大学の統計(1位は日本大学)・自己分析終了後の全体写真・などがあります。
お金のことを聞き出すと、親友(紹介者)が高田馬場にある「学生ローンのトーエイ」という場所を教えてくれました。
今週中に振りこまなくてはならないため、自己分析申込み手続きを終了後、親友と一緒にその場へ向かいました。
自己分析の日程は金・土・日。金曜は学校を休まなければなりません。親友もそうしたと。
私の最寄の駅から、先日行った同じ並木ビルまで親友が着いてきてくれました。
フロアに入ると、まずは”MEDIOS”というロゴと女社長の名前が書いてある封筒に入れた、エントリーシート(動機や意気込みを空欄がないように埋める)を提出。そして先日決めた「スクールネーム」が書いてある名札をつけて(過去に使ってない名前でなければならない。みんなおかしな名前です)、全員揃うまでイスに座って待ちました。女の子限定約20人くらいです。
セミナーの内容は、sakiさんのHPの過去ログなどを見させていただけると全てわかるのですが、
覚えていることと、私が感じた事を含め、もう一度簡単に思い出します。
司会の男の人がマイクを持って出てきました。親友の話だと、スタッフは全員分析・表現・実現の経験者だと言います。
「まずは10分間、好きに過ごしてください」と言われ、参加者は戸惑う。次第に隣り同士で自己紹介したり、雑談しはじめます。
10分経過し、再び司会が登場。「どうでしたか?」と感想を聞きます。
セミナーではこれを、「振り返りの時間」として、すべての実習の終わりに行います。大事な時間なのだそうです。
次に2グループにランダムに分け、円をつくって1人ずつ自己紹介。3日間その2グループで進行していきます。
そのセミナーには色んな悩みを持っている子がいて、現在引きこもりをしている子、昔いじめにあってた子、自分の生きがいがない子、すごく大人しくて緊張している子、自分には感情がないと言ってた子、失恋を引きずってる子・・・1日で全員仲良くなりました。
ちなみに昼食のお弁当は支給されたのですが、すごく豪華だったのを覚えています。
午後はその他に、壁の端から端へ色んな手段で渡る?実習。はずかしかったです。
赤黒ゲームなどもやりました。
帰りに司会の方から、パートナーを2人1組でつくり、明日の朝待ち合わせして一緒に来るよう命じられます。私はパートナーの子と、朝何時にマークシティ内のカフェで待ち合わせする約束しました。マークシティ内にあるエクセルとスタバは、メディオス受講者いっぱいですよ。特にエクセル。
「Po.Po.Po」「親」「友達」などと司会はホワイトボードに書いて、説明して、実践といった形で進めます。
瞑想のようなこともやりました。振り返りの時間で、間違った考え方(メディオスからしてみれば)や、意味がわからなくなったり、迷ってる子には、アシスタント(司会の他に3・4人の女性が常にいる)がフォロー。
私は「Po.Po.Po」の振り返りの時間でアシスタントに指摘されました。その実習では、何人かが輪になり、出題されたテーマを話し合います。さらにその輪の外にまた輪をつくります。外の輪の人は、内側の輪の光景を思ったままにメモする。時間が経ったらそれを本人達に発表する。
例えば、
「テーマから反れた話し合いをしている。」
「○○さんは、誰かが話すタイミングを待っている。」
「○○さんは、つまらなそうな顔をしている。」
「○○さんは人の目をみて話していない。」
「同意ばかりしている。」
などなど・・・・。その振り返りの時間でした。
ショックを受けた子が多い中、私は”ああ、そうなんだ。直すように努力しよう。”と考えてました。それをアシスタントは「その事実を受け止めなきゃダメ。一旦底に落ちてみようよ。そうやって逃げてたら負け犬。」だと。
”泣かなきゃダメなのか・・・?”と思わされるほど言われ、無理やり泣いてみたら案の定その後は「うん、ショックだよね。みんなそう。でも落ちてみてどう?事実を受け止められたでしょ?それが素直になるっていうこと。」とかなんとか言われました。
メディオスのスタッフは「負け犬」「ダイヤモンド」「逃げる」「傷の舐め合い」「がんばろう」「最後は自分で決める」「自分に投資」などという言葉が大好きです。
私は親友に疑いすらなく、その言葉をストレートに信じてました。なので自己分析終了後も、とても爽快感があり幸せな気持ちで何事も前向きに考えられてました。親友にとても感謝していた。
後日、インタビューに行きました。これは全員、自己分析が終わり次第なるべく早く行います。なので、3日目のお昼休みに日にちを決めるのです。
インタビューと言うのでそのつもりで行くんですが、実際は自己表現(第2段階)の勧誘です。
私は”自己分析はとても良かった。今はすごく満足していて、前向きです。変われた気がする”ということを伝えると、”まだ変われる要素はある。そのままだともったいない。自己分析が蟻なら、表現は象だよ。”と言われました。
場所は今週このホテル、来月だとこっちのホテルになる、とパンフレットも見せてくれました。
¥150,000という値段に決断を渋っていると、紹介者の子と連絡を取り、今度は紹介者に表現の勧誘をさせます。
もちろん勧誘としてではなく、”(私が)迷ってるみたいだから、背中を押してあげて。”というふうに。
親友には「私もお金の面で迷ったけど、自己分析でまだ物足りないと思ったし、15万で迷ってるなら、最初から7万借りてないなぁ、って思うよ。」(←堂々と)などと上手い口に騙され、私は新たに15万を借りる決心がついたにです。本当にはずかしいです・・・・。
自己表現の申込みをする2・3日前にsakiさんのホームページを知りました。
メディオスの卒業生やOBなんかがつくったサイトってあるのかなぁ☆と思って検索したんです。
最初は掲示板を見てメディオスの名前を見つけても、同じ名前の違う団体なんだと思ってたし・・・。事実がわかった時には目の前が真っ白になりました。誰を信じていいかわからなくったと同時に、親友のことが心配で・・・まだ15万円を払う前だったので、ばっくれようと決め、親友に理由は言わず”やめる”とだけ言いました。
しかし、「え!?なんで?」とかなりビックリした顔をし、
「とりあえず、もう一度Iさん(スタッフ)と話しに行こうよ。」と言います。
私はあの場へ出向いて断る自信もなかったし、怖くて「もう決めたから。あそこへはとにかく行かない。」とキッパリ言い、諦めてもらいました。
その時にいくつか親友に質問したのは、
「なんであんな高額な値段なのか?」
→「やっぱ、、あそこ(渋谷)って土地高いじゃん?お弁当も豪華だったし。あとは人件費なんじゃない?」
「表現は15万だけど?」
→「そこのホテルすごい豪華なんだよ!3泊4日だし、温泉もすごい広いんだ。」
私はそこで、もう親友は説得しても聞かないなと思いました。
親友の事も気がかりだったのですが、一緒に自己分析を受けた子のことを思い出しました。一緒に騙されたわけだし、悩みを打ち明けた者同士、心配になって・・・
だから、連絡のとれる子だけでも呼びかけようと思い、”私はメディオスをやめた”ということだけを伝えました。
「そっか。。。○○(私)が決めたことだからいいんじゃない。」
「どうして!!?なんか寂しい・・・。」
反応はさまざまだったのですが、どうしてやめたのか良ければ理由を教えてほしいって子に全て話しました。すると、「私は第3段階(自己実現・3万円)まで受けたんだけど、友達に止められたの。メディオスの事調べた友達に涙ながらに・・親にも”様子がおかしい”って言われて・・・。騙されてると知った時は、もう死ぬしかないって思った。渋谷行くのも嫌。」
私は1人でも目が覚めた子がいて安心しました。その子は渋谷でいきなり勧誘されたそうです。
”口コミ”としか聞いてなかったので、私はビックリしました。
他にも・・・
「大学の友達にメディオスはヤバイって言われた。」とか、
「親に止められた」とか、
「まだ未成年だったから、消費者センターに電話して契約撤回の手続きしたんだ。親には言えない。」
などの返事もあったり、第3段階まで受けて、せっせと勧誘をしている子の情報も聞きました。
私の紹介者である親友に「メディオス脱退」宣言をしてから、もちろんメディオスの話しは一切しなくなったし、連絡も減りました。
一緒に第1段階を受けた後にメディオスを脱退した子と連絡をとってて知ったのですが、第3段階の自己実現、キャンペーンという名のノルマがあるらしいです。
何人紹介できたかによって、ブランドもののバッグがもらえたり・・・。
1人も紹介できなかったけど、特に罵倒されることはなかったと言います。
中にはスタッフになった子も・・・・
私が自己分析を受けた時担当していたIさんは、短大在学中にメディオスを受けて卒業後銀行に勤めてたのですが、メディオスにヘッドハンティングされたそうですよ。私は、自分の親にどんな職業だと言ってるんだろうと思いました・・・。
以上です。 これからもHP拝見させていただきます♪
SAKI追記:受講時期・担当者名はこのメールを書いた本人を調べられる恐れがありますので伏せ字・イニシャルにしました。