はじめ声をかけられたのはやはり、渋谷タワレコ前あたりでした。
本当に気さくな感じで話し掛けてきたので、変な勧誘にはもうだいぶ耐性がついている自分も、何の疑いもなく立ち止まってしまいました。
話によると彼女も自分と同じ学生で、友達をたくさん作りたいからこうして道行く人に話し掛けるのはしょっちゅう、とのこと。
軽い自己紹介としばらくの他愛の無い話のあと、アドレスを交換してその日は別れました。
メールでまた会う約束をしましたが、次会ったときにも勧誘行為は一切無し。私はすっかり気が合ったと思い込んでしまいました。ただ、随分と熱を込めて話をする子だなとは思いましたが…。まるで先生のような。
あまり日をおかずその次に会った時、おかしな事が。
カフェでお茶をしている時に、彼女が過去に性格を改善するために自己分析のセミナーに通ったという事を話し始めたのです。最初はへ〜そうなんだと聞いていたのですが、そのうちさりげなく私にも勧めはじめたんです。
あまり興味が持てなかったので適当に流していたら、彼女の友人が現れました!(では彼女をA、その友達をBとします)
Bも学生で、気さくで明るい感じの子でした。話を聞くと自己分析で知り合った友達だそうで、今度は2人揃ってセミナーを勧めてきました。説教臭いことも色々と言われて、おいおい…とは思いましたが、まあ今日なんとなく断っておけば大丈夫だろうと悠長に構えて、また次にAとお茶する約束をしてしまったのです…馬鹿ですね…。
次に会ったときはまた別の友人Cが出現しました。
さすがに怪しく感じ、しかもこの流れはウンザリだったので暫し不機嫌そうにしていたら「怪しいと思うよね、私も最初超怪しいと思った」「大事な友達にしか言わないし」等必死な説得をしてきました。私もかなり気分は悪くしていましたが、反論するとまた説教がはじまるので、日を改めて分析の体験にいくよととりあえず言って逃れました。思い立ったらすぐナンタラ〜とは言われましたが、今日は大事な用があるから無理と言って帰りました。
その後少しメールは来たりしましたが、メールなら潔くなれるので(笑)断ったらそれ以降来なくなりました。

何だったんだあの人たちは…と思っていた矢先、SAKIさんのサイトを見付けて驚き、憤慨しましたがホッとしました。もう彼女らに対する情やら何やらは完全に捨てて良いのだな、と思えたので。
まぁ、今思うとおかしな点はたくさんあるんですけどね。やたら次会う予定を早く立てたがったり、毎回渋谷だったり、常にメールしてたり、何度もお手洗いに立ったり…。
これ以上被害者が増えないことを切に祈りますよ…。
長くなってしまいすみません。読んで下さり有難うございます!!


SAKI追記
メールではどこのセミナーかわからないとのことでしたが、勧誘場所・方法からしてメディオスではないかと思います。

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