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最終更新日11/08/12

コラム

コラム313

凸凹

 大震災直後、地震そのものの被害としてアスファルト道路の陥没などのダメージを大きく受けました。

大震災の揺れによる道路のヒビ割れと陥没で多くの道路が被害を受けて車でまともに走ることが出来ない箇所が多発しました。

特に酷いのは橋の繋ぎ目とマンホール回りの段差がひどく車高が下がっている車はまったく無理、車高が高い車でも走行が困難と言うより無理・・・・・。
段差が20、30cm以上発生(酷いところは大きな穴)しており、段差を知らないで走行してタイヤパンクした車が相当発生したようです。  

所が震災から丁度1ヶ月後の4月11日の大余震によって道路の被害が拡大。

今まで問題ない道路ですら陥没したりしており私が走ってみた感じでは3月11日よりも更に悪くなったようです。

最も酷いのは道路が崩落して崩れ落ちて道そのものが無くなった箇所まで発生・・・・・。

しかし、応急修理された所のアスファルトをもった個所もその後、車の重みや地盤が落ち込んで、また沈んでしまいまた修復。

未だに修復されていない箇所も沢山あります。

車が走れるようになっても凸凹だらけです。今回の大地震の揺れが酷かった事がよく分かります。

そもそも今回の凸凹が起きた理由は橋の場合、橋の高さは地震前とあまり変わっておらず地震によって道路が陥没したために起きた差が凸凹の原因らしいです。

建物の周りが沈下している個所は建物は補強などでそのままで地震によって周りの地面が沈下した事が原因・・・。

また常磐地区は昔の炭鉱の所為で地下は穴だらけ・・・・その為、地震に対して大きく影響を受けやすいとか、直下で地震が頻繁に起きているので大地震が起きるとヤバいかもしれません。

今回、大地震で地盤沈下するのを彼方此方で見ることになるとは思いませんでした。  

未だに余震を警戒している状態では大きい地震で凸凹が発生すれば、道路の復旧が進むのが遅れるでしょうから元通りの道路になるのはまだまだ先のようです。

道路の修復工事が進んでも完全に段差が無くなっているわけではなく結構凸凹です。

その為、震災前の道路状態になるとすると当分先ですね。

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