|
コラム330
結婚とコミニケーション |
|
私は歳を取りましたし結婚には縁が無い立場になりましたので、こんな話を考えることもなくなりましたが・・・・つい感じた事を。
実際に結婚と聞かれれば、私自身は結婚する事を正当化するつもりはなくどちらかと言えば否定する方でしょう。 結婚、そのものは一度は経験とする方が良いかな・・・・と思うけれど、今まで知らなかった他人同士が一緒になって生活するのは、普通に考えると極めて困難・・・。 こんな話をした背景は私が若かった頃、周りに独身男性と言えば居ない訳ではなかったのですが
少数で大抵の人は30歳を過ぎる頃には結婚をしていたように覚えています。 独身の人と話すると異性に興味が無いわけでも結婚に興味が無いわけでもない・・・。 私の経験で言うと私は職場恋愛がまったくない人でしたが・・プライベートではそれなりに異性に知り合う機会があったりして人の交流の中で多少は恋愛に繋がる経験をしていたので恐らく出会いがまったく無いと言う事は社会人として交流が有ればありえないと思います。 今では婚活のような出会い方法があるのでそう言う面では異性と知り合う切っ掛けがあると思います。 実際、私もそうですが自分の事を自分で理解していない・・・他人による指摘で始めて気づいたことも多く、自分の人間性や他人との協調性は自分が思っていたより低かったと経験で感じています。 だからと言って妥協すれば理想の相手のキャパは広がりますが・・・・・・どこに境界線を引くのかが問題となります。 多分、結婚に興味が無い人はそれほど多くなく、結婚を意識していても相手が居ない人ならば何故居ないのかを考える必要性があるような気がします。 昔の時代(団塊の世代)を聞くと結婚そのものが義務の一環のような時代だったみたいで結婚することが当たり前でした。 ただ、結婚するよりも独身の方が気楽なのは間違いありません、結婚するのが正しいような言い方をする人が居ますが、するもしないも人それぞれですので正解と言うことは無いと思います。 しかも結婚した人からの話は相手との苦労話みたいな話が多く・・独身が聞けは嫌がられるような話も多い・・・なので恋愛にせよ結婚にせよ他人とのコミニケーションの形なので人との付き合いが大変だと思うのであればそれまでと言えます。 その為、他人とのコミニケーションが苦手と言う人は恋愛や結婚も同じで、人付き合いが下手な人は結婚でも同じようにコミニケーション不足が大きく影響すると考えます。 ただ、コミニケーションだからと人と色々と話せば良いのかと言うと単純にそうではなくて必要以上の会話をすればそれは信用性の低下に繋がる場合があります。 自分が若くない年になって気づくようになりましたが自分の身内話をすればするほど自分の評価にも繋がる事が多い。 実際、結婚は他人と共存するので大変な面が多いですが、結婚そのものを否定する訳でもないのですけどね・・人間が独りでも生きていく事が出来れば問題ないけど独りが寂しいのであれば・・・他人と共存するしかありません・・・。 結局の所、結婚や恋愛は難しい話ではなく、人間が他人と接する手段の一つと言えます。 どんなに仲が良くてもケンカもしますし必ず上手く行く事ばかりではありません。 ただ、恋愛などの場合、相手を好きになる事で本来の他人への判断が出来なくなる事(恋は盲目)が結婚する事に繋がっているような気もします。 多くの人と話した訳ではないですが、何となく本当の意味で人とコミニケーションを取る事が苦手になって恋愛や結婚をしない人(出来ない人)が増えている気がします・・ この話に関係するかは別ですが、他人の話を聞ける人になる事が出来れば自ずと他人と仲良くなれる気がします・・。 |
|
|