スーパーひたち

今まで使用されていた651が無くなってＥ657に替わったのですが651は長い間使われていたので居なくなるとなると寂しい限りです。

元々スーパーひたちは仕事で関東圏に出張の際、移動手段としてよく使っていたのですが、出張が突発的な緊急時の移動手段としてスーパーひたちを使っていたのでそもそもあまり良い思い出が有りませんでした。
いわき駅ホームで流れる曲「マス」を聞くと嫌な気分になったものです〜(苦笑)。

嫌な理由は、スーパーひたち＝出張だったので・・・・。 

上野駅到着からは山手線に乗って新幹線、又は浜松町からモノレールで飛行機移動・・・・又は常磐線を北上して仙台で東北新幹線に乗換えなど・・・仕事では本当に世話になった電車でした。
当時は電車に興味が無かったのでその際に乗った電車が何だったかを覚えていないほどでした。

しかも移動中に大雨や事故で電車の中で数時間缶詰になった事もありました。

常磐線はどうやらゆれる路面らしく出張時にスーパーひたちで電車酔いしている若手がいましたので電車でも乗り物酔いするのかぁ〜と思った次第です（車酔いはわかるのですが）。

恐らく電車自体も揺れやすかったのかもしれませんが・・。

出張が減りスーパーひたちを使わないようになり、家族が電車好きで一緒に電車を眺めるようになって見方が変わっていきました。
しかし、震災によって常磐線が分断されたなかで651だけではなくＥ653フレッシュひたちまで一緒になくなるのは寂しい物です。
しかもフレッシュひたちは一度も乗車しないままでした・・。

新型のスーパーひたちは実際に乗るとシートも広いし快適なのですが、今まで長く乗っていた651が消える事のほうが印象としては大きいです。

元々電車に興味が無かったままであれば何も思わなかったのですが電車に興味を持つようになってからは無くなるのが寂しくなりました。

スーパーひたちはＪＲ東日本で特急で初めて130ｋｍを出した車両であり電光掲示板がついた特徴のあるデザインでしたので結構好きなデザインでした。

ダイヤ改正前の最後の日曜日にいわき駅に行ったら何人か写真を取っていました。
普段居ない所に人が写真を取っていたので「やっぱり無くなるんだ〜」と実感しました。

新しいものが全てにおいて良いという考え方を私は持っていないので従来のものや昔の物の方が味があったりすると思う事が強くなりました。
歳を取った所為かもしれませんけど・・・・。

最終的には無くなってしまうのでしょうけど、寂しい物です。