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最終更新日16/01/22

コラム

コラム366

課金ゲーム

  昔TVゲームを遊ぶためには欲しいゲームのカセットなりCDやDVD媒体のゲームソフトを購入すれば、 そのゲームに追加でお金を支払うことが無かったのですか、今のスマホゲームはダウンロード時は無料でゲーム中で課金するのが当たり前になってきています。
酷いと初めにゲーム代を購入していても途中で課金しないとならないゲームも・・・。

私はスマホのゲームだと「課金するものかぁ〜」とがんばってお金をかけないでゲームをするもののゲームバランス次第では課金しているユーザーには太刀打ち出来ないようなゲームが特に多い気がします・・・・。

課金の影響は一人でちまちま遊ぶゲームだと気にならないのですユーザー同士が通信対戦ゲームだと課金による差が歴然と現れます・・・。
同時期に始めたプレーヤーでも課金しているなら無課金では相手にならない・・・・。

そもそも今はインターネットでゲームデーターが通信でダウンロードが出来るようになったことでカセットやCDなどの媒体でのみ入手していたゲームがデーター通信によって簡単に手に入るようになった事が背景としてあるのでしょうけど、ソフト購入代と言う形で括られてたゲーム金額が課金と言う形でゲームのアイテムを買うことでゲームにかかる上限額が無限になった事がどうも腑に落ちません。

今のゲームはハードウェアの進化と共に開発費用がかかるのでそれを相殺させる為にユーザーに課金をしてもらうゲーム作りが必要になるのでしょうけど、今までのゲーム本体を購入する金額の目安が5000〜8000円ぐらいだった事を考えると今は課金代として1万円程度では済まなくなる気がします。

そうすると上限の金額が無いので課金の上限額に歯止めがかからなくなる危険性を考え私個人としてはなるべく課金しないでゲームをする事にしています。

でもユーザーが課金しないとなると無料で遊べるゲームだとメーカーが儲からな いのでメーカーは課金してもらうゲームシステムを導入してユーザーに課金してもらうと言う話になりますが、ここら辺はゲーム会社が考えることでユーザーが考えてもどうしようもないので私個人は財布を痛めないようにしながらゲームをのんびり楽しむようにしています。

無課金ではゲーム会社が成り立たないし、課金が沢山必要ではユーザーの財布が破産するのでこの境界線がユーザーにゆだねられている気がします。

今、課金に多いタイプのゲームはゲームの中でお金を購入してアイテムを買ったりキャラを育てたり、時間短縮をしたりと課金によるメリットがありますが、課金を一番消費するのはガチャで欲 しいキャラやユニットを確率で入手するタイプのゲームが一番課金するのが多い気がします。

欲しいキャラやアイテムが決まった金額を出せば手に入るのと違い、確率で入手となれば場合によっては相当の課金が必要になったりする為、お金がかかります。
しかも自分でゲーム媒体を購入したゲームと違って、この手のゲームは ゲーム会社のサーバーを反してゲーム(クラウド化)をしているのでゲーム会社が開発を止めたり、ゲーム運営を止めてしまうとゲームそのものが出来なくなるので今までゲームにかけた金額も時間も結果として残らなくなるのがちょっと嫌です。

昔のゲームは電池が切れてバックアップデーターが消えたとしてもゲームそのものはカセットやCDやDVDで媒体が残りましたが、課金ゲームの場合、そのまますべて消えてしまう。
たとえ課金しなくてもそれに注ぎ込んだ時間と情熱(笑)が何もかもが無くなって形として残らない。

昔遊んで、思い出したように再びプレイしようとしても出来なくなっている可能性があると言う事です、その為、結果としてゲームが形として残らないのが何となく寂しい気がします。
私がそう思うのは子供の頃のファミコンソフトとか未だに締まって置いてあるからなのでしょうけど・・・。

個人的にゲームは媒体として購入してシングルプレイはお金をかけずに普通に遊 べて、ネット対戦とかで課金ゲームとかならばまだいいかなと思うので すが、今後TVゲームはどうなって行くのでしょうかね・・・・・。

そういえばゲームの課金によるガチャによる入手確率はギャンブル依存症と同じ中毒症状を生むらしくユーザーが中毒症状で治療が必要になる事もあるらしいです・・・・ 恐ろしい話です。

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