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最終更新日16/04/06

コラム

コラム368

ガンダムビルドファイターズ

今、BSで再放送中のアニメ「ガンダムビルドファイターズ」を観ているのですが個人的に面白いです。

初放送の頃からこのアニメは知っていましたが、従来のガンダムアニメはSF宇宙戦争の話ですが、こちらはガンダムのプラモデル同士(ガンプラ)を戦わせる話なので 昔コミックボンボンで連載していた「プラモ狂四郎」のガンプラを戦わせるマンガ話と同じだったので「マネ」と言う印象があり見ようとはしませんでした。

ガンダムのプラモデル同士を戦わせると言う設定は、プラモ狂四郎が元祖なので、当時原作が好きだった印象からあまりこの話に興味を持たなかったのですが、今回たまたま再放送を観たら、分かり易いストーリーと改造したガンプラの戦闘シーンが結構熱く、「面白い」と言う感想です。

プラモデルを改造して強くする、プラモデルが壊れるだけなのでパイロットや人が死んだりしない、ガンプラ大会を勝ち進む、などの設定も話も子供でも分かり易いので観ていて理解し易い話です。

バンダイから販売されているガンプラもデザインや稼動部が良くなっており昔のガンプラから格段と進化しています。

ガンダムシリーズの話はロボット(MS)が登場して戦争するという話なのですが、今回のガンプラ同士を戦わせると言う話でも見方を変えるとMSが戦う話としては同じ事でガンダムを題材にする話としては異質の設定ですが面白いと言えます。

しかも、ベースになるカンプラがあってそれを改造して強くすると言うプラモデルならではの改造がある事が個人的には良いんじゃないかと思います。

これがアニメ設定の性能の差がそのままガンプラバトルに現れていたら弱い量産型のやられメカは使わなくなってしまいますから・・・。

ある意味、「プラモ狂四郎」にそっくりとも言えます。

今思えば私が小学生の頃、「プラモ狂四郎」は周りでも結構人気があり、私も漫画が好きでよく読んでいましたし、主人公が作った1/144パーフェ クトガンダムの自作工作を作ったりしました。

その内、友達からバンダイのプラモデルでパーフェクトガンダムが販売すると聞いたときは、「嘘!!」と思ったくらいです。

当時のラインナップは機動戦士ガンダムの設定資料(MSV)のあるメカばかりで漫画プラモ狂四郎の中で登場したパーフェクトガンダムが市販化される事が当時は信じられませんでした。

お店で1/144パーフェクトガンダムが販売された時はすごく喜んだ記憶があります。

もちろん買いましたが(笑) 早速作った印象で今でも覚えているのは顔の整形が良く当時としてはかっこいいガンダムの顔だったのを覚えています。
成型色が一色だけなので一生懸命色を塗った記憶があります。

ガンプラを作っていて思うのは子供はプラモデルを作った後に動くと言うとが結構重要な気がします。

プラモを作ると言う工作も楽しいのですが、作った後に動かして遊ぶ、それがアニメと同じようなポーズが取れるほど自由に動くと言うことは子供がガンプラを購入する理由に大きく起因している気がします。

子供の頃、スケールモデル(戦闘機や戦車)も作りましたが動くという意味ではガンプラの存在は大きかった気がします。

恐らく飾って楽しむよりも動かして楽しむ方が強かったのでしょうね。

それにしても子供の頃のガンプラと今のガンプラでは比較になりません・・・あまりに出来が良すぎて、ただ作るだけでアニメと同じ設定と動きが出来るのですから、技術進化がすごいです。

主人公機のプラモデルですがシールによる色分けとは言え私が小学生のころの300円だったガンプラとは比べられない出来映えです・・・。

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