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最終更新日16/05/22

コラム

コラム369

ブルーライトカット

 いつの間にかスマホなどの液晶画面の光が目に悪影響を与えると言う事でブルーライトを低減するフィルムとかメガネが売られるようになっています。

それらの製品説明文はブルーの光が目の奥まで届く事で疲労が増大するの為に光をカットして疲労を低減すると言う目的でブルーライト低減用アイテムが結構売られています。

その商品の効力もブルーライトの10〜30%程度の低減をうたっています。

私は昔からパソコンのCRT用にフィルターを使用していましたが、この頃特に騒ぎ出したのか不思議・・・・。

今は液晶画面の話ですが、昔はCRTのブラウン管でも同じように眩しくて目が疲れたために、モニターの眩しさ低減に市販で売られていたフィルター板を被せて画面を暗くすることで目の疲れが低減されていました。

元々、仕事で一日中パソコンを見ていると目が充血して疲れていたのが改善されたので目の疲労低減効果があったことから自宅でも会社でも自分用のCRT画面に取り付けて使っていました。
それもモニターサイズが14とか15インチサイズの時代です。

しかし、その頃のフィルターはブルーライトカットという言い方はしていなかった筈・・・・。

青色が刺激色であるのは間違いないですが青色フィルターという訳ではなく明るさをカットしている方が正しい気がします。

そうすると画面の明るさを低減する事で目の眩しさを抑える事で目の疲労が減るのだからブルーライトカットだけで疲れが低減するわけでは無い気がします。

青色だけをカットすれば残った赤色と黄色が強くなるので本来の色ではなくなる為、返って見づらくなる筈・・・・・。

色を変えずに目の疲れを低減するとなると眩しさが最大の原因でしょうから液晶画面設定で明るさを暗くして眩しさを低減すれば自然と目の疲れも低減する気がします。

現に携帯電話の画面設定の明るさを最小にすると眩しさが抑えられるので画面を見る分にはこの方が楽です。

専門ではないのでよく知りませんが画面の明るさを低減することで眩しさをおさえることにより目の疲れが減少すると言う事が本当の意味なのでしょう。

スマホなどでブルーライトカットなるアプリがある時点でフィルターで光をカットではなく液晶画面の明るさを低減することでブルーライトを低減するというのなら、物理的に光をカットしないアプリケーションで出来るレベルであれば、画面の光度を低くすればそれだけで眩しさを抑えられ結果として目の疲れの低減になると言う事だと思います。

私としてはブルーライトカットメガネを使用していますがそれなりに効果があるので重宝しています。

ですが、私個人の憶測ですが「ブルーライトカット」と言うのは、本来「画面眩しさカット」と言う意味なのでしょうからそれらの関連製品を売らせるための「用語」なのかもしれませんね・・・・。

熟れもありますが効果はある気がします。

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