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最終更新日16/08/29

コラム

コラム373

エースをねらえ!

 私が小学生の頃、姉の買ってくるマンガ(少女マンガ)を何となく読んでいました。

空いた時間の暇つぶし程度で読んでいたので、そんなに思い入れがあったりした訳でもなく何となく読んだだけなので、 読んだ話を覚えている程度でした。

姉の買ってくるマンガ何故か単行本が多く、少女マンガだけに限らず少年マンガの単行本も買ってくるので、 どちらかと言うと少年マンガの方がよく読むようになりました。

その中でも少年ジャンプのマンガ(姉の趣味でしょうが当時流行ったキャッツアイとかテニスボーイとか)が多かった。
しかし、定期的に週刊誌や月刊誌のマンガ雑誌を購入している訳でもなかったのに何故か単行本で買ってくるので、単行本が全巻そろっているのは稀で代替数冊買ってそのままでした。

その内、私自身が少年ジャンプを買ったり、単行本のマンガを購入するようになって頃は姉が買っていた少女マンガを読むことは無くなって行きました。

それがつい最近、実家の部屋整理で私の買ったマンガや姉のマンガを整理していたらその中に「エースをねらえ」を発見。

集英社のマーガレットで出版された当時のマ ンガで単行本1〜18巻が出版されているのですが、 調べてみると実家にあるのは2巻〜8巻、11巻13巻15巻のみが存在と言う様に尻切れ・・・・・ 昔の記憶ではその他に文庫本で何冊か有ったものの見つからない・・・・。

もう一度単行本を読み直すと、最初の部分(1巻が無いから)、宗方コーチの死の前後、桂コーチになってから最終回までがよく分からない(汗)、 肝心な部分が上手い具合に歯抜けて無い状態・・・・当時、私が子供だった時も単行本を単発で読んだので初めから最後まで通して読んでいないので話全体をよく知らないままでした。

確か「エースをねらえ!」のTVアニメも子供の頃、姉と一緒に観ていましたが殆ど記憶に無い・・・・・未だに覚えているのはアニメの歌だけ〜(笑)

この話が分からない不完全状態がしばらく続いたのですが本屋(ツタヤ)に行ったついでにその都度文庫本を探すと本屋にも置いていない・・・・・・。

逆に売っていないと余計に読みたくなる・・・・・・・それでもしばらく我慢していましたが地元の大きい本屋に行ったついでに再度探したら文庫本で発見、全10巻になっていたので読んでいない話の部分の本を購入。

歯抜けの所為で半分は買うはめになりました・・・。

この話、初めから最後まで読んでみると全体的に良く出来ている話です。

スポーツものですが試合の中身よりもそれ以外での人間関係の描写は今のマンガより細かい部分も描写されていると思います。
私個人は少女マンガ特有のキラキラ目があまり好きでは有りませんがこのマンガの描写は何故かOKでした。

私が子供の頃にマンガで読んだスポーツものは少年漫画ばかりなので大体、必殺技のような超人的な決め技で相手を倒す話ばかりでしたが、練習と人間関係が絡み合って話が進んでいくのは逆に新鮮でした。

当時、子供の頃読んでいたテニスマンガは少年ジャンプで連載していた「テニスボーイ」が好きでしたが「エースをねらえ!」と比べてみると同じテニスマンガでも必殺技があるなしで話は対照的な気がします・・・・。

 

今回、改めて当時ヒットになった理由が分かりました、子供の頃は何となく読んでいましたが大人になってから読むと対人関係などで共感出来る経験がある分、話にのめり込んだ気がします・・・。

子供の頃好きで読んだ話が大人になると興味なく、子供の頃、あまり興味がなかったのに大人になって好きになったりと自分の経験に応じて好みが変わっているのだ・・・と思いました。

当時、少女マンガで読んだ事があるのはガラスの仮面、ベルサイユのバラなど・・・・・すべてに言える事ですが単行本全巻を通してみた記憶が無いで す・・・・。 。

実家には結構昔の漫画あります・・・。

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