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こちらは記念日です。

結婚式です・・・・。

準備で一番悩んだのは披露宴に呼ぶ人と席順です、どこまで呼ぶか・・・分からなくなりました(笑)。
昔、私が披露宴にお呼ばれした人でも今では全然付き合いも無いのに「今更呼ぶ」と言うのも変だと思いました、どこまで呼ぶのかの境界線が今一分からない・・・結構考えますね。

今だから言いますが、実際には呼ぶ呼ばないで悩んだ人が結構います。
人の付き合いがこんな時に面倒だと思いました(笑)
参考までに披露宴を上げた人たちに聞きました（相談）が、みんな人選で悩んだようです。
例えば年齢が若ければ付き合いもそれ程、複雑化しないのでいいのですが、年齢が経つと付き合いが切れた増えたとかで人の距離がややっこしくなったのが原因です。
更に友人よりも会社関係で呼ぶ呼ばないが面倒、特に部署を移動しているとその間に呼ばれた人や部署同士の付き合いで判断できなくなるので・・・。

とにかく呼ぶ人を決めたら電話しまくり、招待状を送る前に事前に出席許可をもらう為、一般的に招待状は披露宴の一ヶ月前と言いますが、確認を2ヶ月前に行いました。
みんな一つ返事でＯＫを受けましたが、改めて電話すると結構緊張しますね。

そう言えば、招待状で非常識な話があったそうです。会社の同僚から何の連絡もなく下駄箱に招待状がいきなり入っていたと言う事が合ったそうです・・・・それは数十人に及んだそうです・・・それに腹を立てた人達は理由を作って披露宴を断ったそうですが・・・・招待状というよりもラブレター？と思いました(笑)。
招待状を下駄箱に入れて何も連絡しなかった人は常識が無かった変わった人だったそうです・・・・・・・。

又、披露宴の仲人は立てませんでした、今では10組中9組は仲人を立てないといっていました。
中身が昔と変わってきているようです。昔は必ず仲人を立てるので後々の付き合いが面倒です。
準備期間はあっという間に過ぎます。慌しいままでした。

披露宴前に事前に籍をいれると言う事で婚姻届を市役所に提出、この際、承認として2名の直筆が必要。自分の親に書いてもらいましたけど。
後、住民票の提出などを行いました。この点は私の方よりも苗字の変わる嫁さんの方が大変です。
慌しいけど実感は無いままでした。

式当日の持ってくるものとして、白いハンカチとランニングを着てくるようにと言われたので準備。ランニングは袴着る時にシャツが見えなくする為。
普通どおり会社に行って午後から半休で帰る筈がドタバタしていて結局定時過ぎに・・・。
自宅に戻ってからは細かい準備をしながら・・・・夜になっては明日の余興で友人と一緒に歌を歌う為に歌詞覚えていないので独りで歌練習開始(笑)

嫁さんが旅行準備をしている傍らで声出して練習、歌詞を覚える為にとパソコンでエクセルに歌詞を書き写しながら覚える方が早く覚えるとか言いながらバソコンしながらひたすら練習してました（爆）。

結局、寝たのは深夜になってしまい式当日の朝は、はっきり言って眠い・・・寝ぼけ眼で準備して家で出て式場に向かうものの、実感ないしわけ分からない感じ。
式場に着いて早速、着替えても嫁さんの方が時間かかるので待ってる時間の方が長い。
私は数百回ほど結婚式のビデオ撮影をしてきたので他人の結婚式を見すぎで新鮮味と言うのがあんまりなくなっていました。
しかも友人の結婚式に呼ばれた時はいつも写真撮影で忙しかったので結婚式＝撮影と言うイメージが定着(笑)その為か、実感が特に湧かなく、自分ごとではなく人事のようなままでした。

着替えを済んで袴姿でロビーに出てみると、すでに到着している親戚とあいさつを交わして雑談していました。

両家の控え室でそれぞれ時間を過ごし、時間になってから両家紹介の為に対面室に行き、各自を紹介〜しかし、相手方の顔と名前は覚えられない・・緊張が段々してきました(笑)・・・そのまま神前に移動。
今は約半分の方が神前ではなくチャペルで式を挙げるそうです。
個人的にどっちでも良かったので、嫁さんと挙式と言う事にしていました。
私の知る限り式場に入る前に巫女に清めの水で手を洗う事をしたのは初めてです。多分、式場に応じて仕来りが違うのでしょうね。

式の中で必ず「誓いの言葉」を読むのですが、ふりがなが付いていても緊張するので案外どもりそうになったので緊張してるのを自分で実感(笑)そんで指環が入らない〜。尚更焦る(笑)

無事挙式を終え集合写真撮影をしてから、時間が無いので、すぐ披露宴会場のロビーに向かうと結構、来客が来ていましたが、自由行動はまったく出来ず、お迎え用の金屏風の前で缶詰(笑)、そしたら友達から「知ってる？友人代表が来れなくなった」と、
私「えっ！！」と驚くも、どうやら別の友人が友人代表の自宅にあいさつのメッセージを取りに向かっているとの事。
後で聞いたら体調不調で来れなくなったとの事ですが残念でした。
結局、その友人が友人代表メッセージを代読してくれる事となったので、ほっとしたのですが、すでに会社上司のあいさつが都合により代読になっていたので私側の挨拶はすべて代読・・・・・・私も沢山結婚式見てきましたがこれは初めてです(笑)

入場後、自己紹介は当り障りの無い事を書いたプロフィールを司会者の方から読んでもらい、会社関係の挨拶、乾杯、しばらく団欒。
結婚式自体は大きな余興もなく、何人かが歌を歌った程度になりましたが友人の欠席に伴い、友人と私の二人で歌を歌うことは無くなり、前日夜に練習した努力は無効に・・・・・・練習していたのはミスチル「抱きしめて」でした。この歌に決まるまで友人と「夜空のむこう」を歌う事にしていたのですが、後になって、この歌って別れの曲じゃ？？と友人に指摘されて変更した背景が・・・・・すべて無くなって残念無念(笑)。
余談ですけど、結婚式って、お祝いの歌を歌おうとすると自分の好きな局に限って別れの歌が多く、披露宴では歌えない曲ばっかりでした(笑)。

披露宴中に自分達がひな壇に居たのは始めのあいさつ時とその直後だけで、その後は会場をウロウロしたりしていたので、酒を注がれて大変と言う経験は避けられてセーフ(笑)。後は出席者の方々と雑談したりと比較的、ノンビリ出来たかなと思います。
普通は結婚式の際に友人と団欒できると言う時間は殆ど無いのでそう言う意味では今回は良かった。人数が100人ぐらいだったのですが、昔と違って今では100人で大きい方のようです。段々、結婚式の内容も昔と違くなってきています。

結婚式で歌だらけとか余興だらけで式自体の時間が長引くようになると当事者達は楽しめても他の呼ばれている方々は疲れるというのを知っていたので団欒と予定通りの時間（二時間半）で進められたので良かったと思います。

但し、お膳は何も食う事は出来なかったので自分で選んでおきながら味見は出来ませんでした(笑)目の前に出されても食べれない、食べている暇が無いし食欲もなかった。

二回目の入場時

式に呼んだ友人に関しては一握りの方たちを呼んだだけになってしまいました。
始めに話したように今となっては付き合いが無くなった人も多く、呼ばれたから呼び直すと言うのも今更でした。
これは、趣味友達の場合、特に謙虚に現れていて、趣味の繋がりが無くなる事で交流まで消えてしまったと言う事です・・・・・この点についてはコラムで何度か書いていますけど。
そのため、今回、呼んだ友人は現在、交流がある人、又は連絡して無くても腐れ縁になってきた人たちに限定して声をかけたので10数人程度の人数です。

会社関係も職場の「課内」に限定したので数人を呼んだだけと言う最低限の人数になりました。
但し、会社関係は前日に部内の方々からかなりの人数で、お祝いを頂いたのは結構皆気にかけていたのだなと驚きちょっぴり嬉しかったです。

話がずれますが、私はあんまり自分の事を人に話しません。
そのため、今回の結婚についても自らべらべら話す事はしませんでしたので同じ職場以外では土壇場になってから知った人や後日知った人が結構多く、「事前に知らせろ！！」とお叱りを受けました。
こればっかりは最低限の人たちでいいやと思っていたのですが、私自身があんまり自分ごとを話さない事も理由になっています・・・・。

披露宴途中で千葉の人から花束を頂いた時は嬉しかったですね。花束見事でした、ありがとう。
披露宴に使う曲も決められますが、好き曲が別れの歌では選曲の意味も無く、殆ど業者にお任せでした(笑)

結局、式は普通の流れで、ケーキ、キャンドル、最後の挨拶・・・結構緊張しますね、めずらしく紙見ないで頭の中で考えて話しましたけど。
見送りと式をさっさと終わって着替えたらなんと友人がロビーで待っていて胴上げされた、死ぬかと思った(笑)待っていてくれたのは嬉しかったです。
やっと終わった・・・・けど実感無いまま。

基本的に私も嫁さんも騒ぐ方ではないので二次会はせず現地解散としました。
友人関係には二次会をしない不満を言われましたが、騒がない性分なのでしょうがない(笑)
多分、友達の結婚式で二次会をしなかったのは私ぐらいでしょう(笑)
やらなかった理由は二次会に呼ぶ友達が少ないと言う事と最低限呼ばなくてはならない友人は式に呼んだと思っていますので改めて飲み会しなくてもいいかなと思っていました。
後で聞いたら各々で飲み会をしたようです。私としては今時点での付き合いのある友人は披露宴に呼んだつもりなので二次会に改めて呼ばなくてはならないと言う人たちをあえて区切ったのです。

実際に二次会を開催する、と言っても実際に友人で自分と交流がある人と言うのは限られていると思います。
たまに聞くのは頭数を揃える為に結婚式に仲良くも無い人を呼んだ、又は呼ばれたほうも何で呼ばれたか分からない・・・・・これはある意味悲惨です。
ましてや今回は二次会の位置付けが私の中では今一分からなかったのもやらない理由の一つです。もし、披露宴を親族のみでしていれば友人を集めて二次会をしたかも知れません。どちらにしても旧友は本当に、二次会をしたかったらしく申し訳ないことをしました。

結婚式そのものについては後日、式に呼ばれた人達が言っていましたが、ほのぼのした、のんびりした感じの挙式だったと言っていました。
私は騒ぐのが嫌いなので余興とかもしないで団らんをメインにしたからでしょうけど。自分が望んでいたのんびりした形を多少なり出来たかなぁと思っています。

私は次の日から旅行で朝が早いのでそんなに遅くは居ませんでしたが食事をしながら色んな話をしました。
本来、昔からの友人と違って今回、遠くから来てもらった人たちは、ここ2年ほどからの付き合いですが、頻繁に連絡をしている人たちです。
特に、ブーケを作ってくれた花屋の社長さんにはお世話になりました。家族が「ブーケが立派だった」と言っていましたよ〜。嬉しかったです。

後、花束をよこしてくれたＮＳＸオーナーのお二人とＨＰに書き込みしてくれた方々(やっぱりＮＳＸオーナー)+某HP掲示板で書き込みしてくれた方々には感謝しています、ありがとうございました。
結局、食事は飲み会となって色々と雑談で盛り上がりました、今回、忙しい中で来ていただいて嬉しかったです。

もちろん、式に出席して祝ってくれた、昔からの友人、会社関係、親戚関係ともども感謝しています。
私としては、ごくごく普通の結婚式が出来たと思っています。とにかく疲れましたけど・・・。

上写真が作ってもらったブーケです。

実際、今では上げない人も多いです。金銭的にバカにならないと言うのも理由になりますが、個人的に人間が生きていく中で人が集まる出来事は出生、結婚、死去の3つだけです。

その中で他人に直接祝ってもらうのは結婚だけです(出生時は当人には分かりませんから)。わざわざ他人に祝ってもらわなくてもいいと言う人も多いですが、他人に対して「結婚するよ」と言う紹介の場なので当人が良くても親戚とか色々考えるとパーティー制でも良いので上げていた方が良いと思います・・・・。
後々になって親戚関係で結婚した事が分からないままだったとかで「もめた」という事も在ったと聞きます。
又、何よりもこう言う機会で無いと会えない人も居るので良いと思います。

ただ、私は披露宴自体に夢とか理想は存在してませんでした。歳のせいかも知れませんが、行事という感じでしたね(笑)。ただお祝いしてくれた事は素直に嬉しかったです。ありがとうございました。

写真提供：かっちゃん