STE

NBOX

メンテナンス


◆エレクトロニクス関係◆

ドアミラー格納

 

社外品取り付け

公開日13/08/31 最終更新日13/08/31

状況 取り付け まとめ    

< 内容 >
状況

Fitに付けていたドアミラー格納コントローラを取り外してNBOXに取り付ける事にしました。

その為、Fitの取付説明書を元にNBOXに取り付ける事にしたのですが、取扱説明書をよく読むと あまりにも説明が抜けている取り説でした・・・・。

電装系を理解していなければ取り付けが不可能の説明書・・。

理由はドアロックの信号線は取り付けが指定されているのに、アンロック時の信号線の取り付けがちゃんと指定されていない。

説明書をよく読むとロックとアンロックの信号線が両方必要なのは分かるが具体的な取り付け図にアンロック信号線が削除されていました・・。

しかも、ACC信号を取る事もコントローラーの色線の指定もされていない。

でもACCの場所は乗っている・・・。

あまった最後の線がACCに該当するだろうという事で、見切りで検討しました。

因みにアンロックの線を取付しないとドアアンロック時にドアミラーが展開しない。
ACCを取らないと走行時にドアロックを行なうと一度ドアミラーが格納してしまう・・と言う不具合が発生します。

まぁ・・・・フリードにドア格納コントローラーを付けたメーカーではちゃんとすべての信号線の指定がされていましたが、Fitにつけたメーカーでは説明が不十分でしたので、メーカーさんによってずさんな取扱説明書では苦情が出たのでは?・・・・と思います。

私は恐らくこうだろう?と想定して配線をしましたが、この方法だと一歩間違えば壊れますので・・・やはりメーカー側で正しく説明書がされていないとなりません。

取り付け

ドア格納コントローラーのシステムは基本的に決まった信号線で動作するようなので車が違うとしても基本的な動作は同じだろう(恐らく)という事でこのコントローラーをNBOXに移植しました。

ギボシ端子+-と配線タップコネクターを準備。

まず、バッテリーの-側を外します。 (これを怠って配線ショート時の過電流でヒューズを切ったり、電装を壊した事が有るのでバッテリーは必ず外しましょう〜)

まず、取り付けに当たっては運転席ドアの内装を外します。

Aピラー側の内装(右写真)をひっぱって剥がします。

ドアノブにあるネジと内装剥し(右写真のドライバー位置)でみえるネジの二箇所を外して内装が止まっているクリップを外して内装を外します。

クリップを外す際は内装剥し工具が合った方が便利です。

クリップ外し後、内装は上に持ち上げながら外します。

内装にはドアコントロールが付いているので2箇所のコネクターを外します。

コネクタの大きい方はロック機構が付いているのでロックを外してから取り外します。 

右写真の手に持っているコネクターの白い部分がロック機構になります。

後は信号線を取り付けに当たってはフリードの時、購入したメーカーのHPからNBOXの配線図を入手してそれを元に配線を行いました。

信号線は
◎電源として+12V、ACC、アース(GND)
◎ドアミラー動作として格納、展開、この線は切断して間に線を入れるため、取付間違いは厳禁。
◎ドアロック時、ドアアンロック時の信号 をそれぞれ指定されたコントローラーの信号線と接続します。

このコントローラーは+12Vにヒューズが付いていないので回路保護としてヒューズを挟めました。 接続はギボシで外せるように接続してバンドで固定。

後は内装を取り外しの逆に組み直して完了。

ドアロック時にドアミラーが格納、ドアロック解除時にドアミラーが展開すればOK。

私は一度、動作せずになりました(汗)。

原因は配線タップコネクターから配線を取る際に配線のφが指定されていますがそれが適用サイズではなく被覆がちゃんと向けていなかった為、+12Vが導通していなかった為でした。

配線時はテスターで電圧、抵抗を測定しながら行うのが理想です。

まとめ

コントローラーの内部構造を確認していませんが、 恐らく、過去に私がビートのライト消し忘れ防止にリレーを使いましたが、これと同じ理屈でリレーでドアミラーのモーターを動作させているのでしょうね。

後はロック時ドアミラー格納、アンロック時ドアミラー展開が問題なく動作しました。

鍵の状態をドアミラーで確認している訳ですが、人によってはあまり必要としないアイテムの様です。
私個人としては元々ドアミラーをたたむクセが無かったのでドアロックの確認用として重宝しています。

 

メンテナンストップへ