状況
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NSXのALBはアンチロックが作動時にキュルキュルとコンプレッサーが作動します。
この動作音が大きいのですがコンプレッサーの内圧が一定値に戻るまでの動作音なので正常であれば10秒程度以内に復帰して動作音が止まりますが・・・・・壊れてくると20秒以上動作し続けていて最後にブレーキオイルがあふれます。
コンプレッサーの保護の為に液漏れになるそうです。
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車検時にALBユニットの周りがブレーキオイルでびしょびしょに(左写真)、記憶では車検前に一度アンチロックを作動させた時に30秒ほどキュルキュルとなり続けて止まりましたから間違いなく保護の為にコンプレッサーが止まったと言うことです。
車検後にALBを作動したらまったく同じ目に・・・・・完全にALBが壊れました。
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取り付け
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ブレーキ踏む時にALBを動作させなくするためにフロントのALBヒューズ×2個を抜きました。(右写真ボックス内)蓋にヒューズ場所が載っています。
ALBを使えなくしただけでブレーキが使えなくなるわけじゃないので壊れても関係ないですけどね、ただインパネのエラー点灯がうっとうしいです(笑)
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MATRIXで確認してもらったところ、NSXの持病の一つであるALB故障はおそらくアキュームレーターがいかれたとの事。
丸い手榴弾のような部品ですが、この部品のゴムパッキンが壊れると内圧を溜められなくなってしまうことでコンプレッサーが動作しっぱなしになってALB自体が動作出来なくなるようです。
しかもアキュームレーターを交換して直らないとなるとALBユニット自体が壊れている可能性になるようです。
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新品のアキュームレーターを取替えてもらいました。取り付けの際にすべて掃除してから交換。
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取り外したアキュームレーターです。
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綺麗に掃除してから新品交換後
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ブレーキオイル交換時のALBのエア抜きがかなり面倒のようです。
ディラーでもエア抜きか出来ない事もあるようです・・・・・・。
ブレーキオイルを数回交換して内部の洗浄してもらっています。
ALB動作時にフロント側ではなくリア側から動作しなくなっていた場合はユニットが壊れているらしいです。
ただこの違いが分かる人は限られるようです・・・・・。
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まとめ
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当時としては性能的に優れたものでしたが今となっては性能的に旧式です。
今のホンダ車でコンプレッサーの動作音がする車は新型ではありません(笑)。
NSX後期型に交換することも検討しましたが、とりあえず直ったので壊れるまではこのままでしょう。
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