STEEL

NSX

メンテナンス


◆外装関係◆

リアインナー

 

インナーの加工について

最終更新日06/01/26

状況 リアインナー まとめ    

< 内容 >

◆状況

 

 

   
初めてオーバーフェンダーに交換をした際に、インナーがそのまま取り付けが出来なくなりました。
単純に純正フェンダーのツメに止めている形状が社外品につかないからに過ぎませんが・・・・フロントとリア共にフェンダー交換にてインナーが無い状態になりました。
実際にはずしたままと言う人も多いのですが、これはやばいです。

リア(運転席側)にトランクの空気穴(下写真参照)があるのですが、インナーがなくなると雨天時の走行にてタイヤの弾いた水が空気穴からトランクに入ります。
実際にトランク内が濡れました。トランクの天秤干しが・・・・・・。

雨の日は基本的に走らせませんが雨が降らないと言う事はありえないのでインナーの取り付けをフェンダー加工時にしてもらいました。
◆リアインナー        

始めに純正インナーをそのまま利用しようとしたのですが、フェンダーのアーチの大きさが社外メーカーは純正より大きい為、純正を使うと横から見たときにフェンダーの内側にインナーが見えてしまう。
純正インナーが直径100とした場合、純正インナー110、社外品は120ぐらい・・・社外品は大きいホイールをはく事を前提にしているので純正インナーが隠れないので・・外から見たときにインナーがモロ見え・・・・・早い話かっこ悪い。
その為、インナーは新規に作り直す事に。

インナーの内側は純正のフェンダー止めをそのまま使い外側は社外フェンダーの形に合わせて削り合わせ、フェンダーとナットで固定してもらいました。見た目はそれなりになりました。

インナーを作るにあたって作る都合で樹脂製の弾力性に優れた板(黒色)を探しましたがホームセンターでも案外、種類と大きいサイズがありません。
私はアクリサンデー鰍フ0.75mmの黒色PPクラフトシートを使用しました
タイアハウスの長さが足りず2枚つなぎ合わせることに(リペット止め)。板は手曲げが簡単なほどベラベラに柔らかいものを使用したので扱いは楽なようです。
今回はリアだけを製作してもらいました。

右の図のようにアーチを付けて赤い矢印がリペットで止めただけの板をボディ側のインナーを止める穴を利用してます。

青矢印の外側はフェンダーにネジ止めしていますが強度確保のためにフェンダーとインナーを接着樹脂で固定しています。

ボディに合わせてインナーの形を作るのが相当面倒だったようですが・・・・。

◆まとめ        

インナーはトランクに雨水を入るのを防ぐ目的だけでなく、リアブレーキの粉をエンジンに吸わせないと言うのが一番の目的です。
インナーでリアタイアハウスとエンジンのインテークとを隔離するのが目的でした。

強度的に問題ないかは別の検証です。理由はインテーク、ブレーキダクトからの風で剥れる危険性がある為。結果としては高速で走った限り外れたりはしていませんので強度的に大丈夫そうです。

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