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NSX

メンテナンス


◆エレクトロニクス◆

ブレーキランプ点灯

 

点灯したままになりました

 

公開日18/10/28 最終更新日18/10/28

状況 取付 まとめ    

 
< 内容 >
 

状況

 

 

   
 
 NSXは通常あまり乗らないのでバッテリー上がり防止の為に外している-端子を繋いだらブレーキランプが点灯してます。

ブレーキを踏んでいないのにブレーキランプがすでに付きっぱなし。

昔ビートで経験した不具合と同じ症状だと思って運転席足元を見るとプラ製の破片が転がっていました。

やはりブレーキペダルについているストッパーパット(プラ製)が劣化して粉々になったせいでブレーキランプのスイッチがOFFにならずにONのままになってブレーキランプが点灯していたようです。 (常にブレーキペダルを踏んでいる状態になっていました)

通常ブレーキスイッチに常にこのスイッチに押されている状態になりますからストレスから経年劣化で壊れてしまいます。

原因が分かったのでエンジン暖気をしていたらブレーキランプ点灯とは別にインパネのドア開閉時に点灯するチェックランプが全部点灯しました。

何故点灯したかは原因不明なのですが、まずはブレーキ点灯を直すために新品部品を注文しました。

 

取付

   
 
部品取付ですが、すでに付いていた部品はバラバラになっているので付いていた個所に新品部品を付けるだけですが、
ビート同様に部品の取付スペースが狭く作業しずらいので部品のはめ込む部分の頭をカットしてはめやすくしてからラジオペンチで押し込みました。
その後、 同様にエンジンをかけてもブレーキランプ点灯はしなくなりましたが、ドア開閉ランプが付きっぱなし・・・・しばらくしたらランプが消えたものの「ブレーキLAMP」が点灯したままになりました。

この点灯はブレーキランプに付いているランプチェック用のセンサー回路(黒箱×2)が壊れると発生する不具合なのですが、この部品は一度交換しているので寿命ではないと思っていたら・・・しばらくアイドリングしていたらすべて消灯しました。

 

 

まとめ

   

今回のブレーキランプ以外のドア開閉時のチェックランプがすべて点灯した不具合は、そもそもブレーキランプが付きっぱなしになった事が原因だと思うのですが、回路が独立しているドア開閉ランプまで一緒に点灯した理由が分かりません。

推測ですが、ランプが点灯した原因としてはブレーキランプが付きっぱなしになった事で過電流などの負荷でセンサーがエラーを起こしたのかもしれません。

実際、センサーが壊れてもランプが付くので、今回のブレーキランプ点灯が回路上で負荷がかかったと考えるとブレーキランプ点灯したままである事がセンサー回路に影響したと推測します。

その後、再度エンジン始動時に確認しましたが、チェックランプは一切点かなくなりましたので問題ないでしょう。

交換部品 ストッパーパット 46505-SF1-901 1個

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