状況
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キャリパーを交換後、ある程度走って見たのですがローターの擦れ合わない溝がなくなりません。
完全にパットが片べりして新品ローターが均等に擦れていない状態。
その後もある程度の距離(数00km)を走ったのですが平準化されない為、パットを購入する事にパットとキャリパーは一緒の交換がいいのですが、今回のそのまま使おうとしたパットは完全に熱で反っていたようです。
今まで使用したのはプロμHCだったのですが、どちらかと言うと初期制動が弱く感じており、色々探し回ってDEXCLのZタイプが目にとまりました。
こちらは町乗りからサーキットまでと言う使用ですが耐熱温度が0〜850℃と言う事なので、
実際、使っている人もおらず「ローターと同じメーカーだからいいかぁ?」と言う程度で購入決定(笑)。
今回のパット取り付けについては自分で作業を行う事に、自己責任の作業なので慎重に作業しました。
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取り付け
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早速取り付けを行いました。
職場後輩に手伝ってもらってジャッキで上げてホイールを取り外してキャリパーを固定している14mmのネジを2本外します。右の赤矢印の箇所ともう一箇所で止まっています。
しかし、結構硬く閉まっているので手が痛くなりました。
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初めは片側のネジだけ外して空けようとしたのですが外す際にブレーキホースの長さにゆとりがなくホースを固定しているネジを緩めてキャリパー固定ネジ2本とも外してパットを取り出しました。そて中のピストンを専用工具で傷つかないようにゆっくりと押し戻しました。
その際、フルードが漏れないかボンネットのマスターのキャップを外して様子見。
外したパットのシムを取り外し、耐熱グリスを塗りこんでパットにはめ直して元にもどすだけ。
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リア側はプロテクターカバーを外してからキャリパー固定ネジを外しても同じようにサイドブレーキのラインが固くて動かない為、アームで固定しているネジとフレームで固定しているネジを外してやっとキャリパーが外せました。(赤矢印の箇所)
同じようにパット交換します。
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後は4輪同じ事を行ってその際にホースやキャリパーなどからフルードなどのにじみが無いように確認します。
ホイールをはめ直してエンジンをかけ、ブレーキを踏むと反発力が初めは無く、何度か踏んでいるうちに従来と同じ状態になる事を確認の上でテスト走行へ。
右写真に片べりが確認できます。
少し走ってからすぐにローターを確認した所、溝なくなりパットとローターが均等に擦れました。
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しばらく走行してフィーリングを確認した所、ブレーキの初期制動力は「ドカン」と言うタイプではなりません。
だからと言って始めは効きづらいと言う訳でもないです。踏んだら踏んだ分だけ効くと言うタイプです。
フルブレーキング時の制動は確認していませんので一度して見ようとは思いますけど。
ダストも今までのHCよりは少ないようです。これでブレーキの交換は一段落となりました。
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まとめ
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今までの外したパットを見たところ、内側でクラックが発生して反って歪んでいた事が判明。
前の走行会でかなり磨り減りましたが熱で割れてしまったようです。その為にクラックで歪みますから制動力にもかなり影響していたようです。
制動力事態が若干落ちたのは走行会直後から感じました。
しかもフルード交換時にエア噛んでいましたから・・・・・相当の熱が発生していたと言うことでしょう。
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どちらにしてもこれで足回りのブレーキ交換はすべて終わりました。
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