STEEL

NSX

メンテナンス


◆足回り関係◆

サスペンションオーバーホール

 

社外サスペンションオーバーホール作業
について

最終更新日04/03/02

状況 サスペンション外し 抜け確認 情報 OH品取り付け
まとめ        

状況

 

 

   
社外品のサスペンションに交換してから2年程経つのですが、フロント側の車高の高さが左右で段ちになっている事が判明・・・・・
気づいたのは、フロントタイヤの時速120kmぐらいで発生したブレを見ているうちに左右で車高の高さが違う事に気づいたのが原因です。
左右がどのくらい違うと言えばタイヤハウスの隙間に指が何本入るかで見比べたら極端に言えば指一本分の違いが・・・・。傾いているのは運転席の右側の方が下がっていると言う事です。

サスペンション外し

   
取りあえず、抜けたショックをメーカー(KHSハイパーマックス2)にOH(オーバーホール)する為に純正のショックに戻してから修理依頼する事に。知り合いの場所を借りて作業開始。
社外品を外すよりも純正を戻すのが面倒・・・・。
右写真の様に、右が純正で社外品が左、長さが違うので純正の方がはめるの面倒・・・。

2本のアームの中にサスペンションを入れるのが面倒何てもんじゃなかったです。
どうしてもブレーキホースが邪魔になるのでネジをずらして押し込むのですが面倒・・・。

確か比較的楽に入れる方法があるらしいのですが、アーム引っ張って何とか押しやりました。

その際、右写真の赤矢印の様にアールズのブレーキラインを固定しているゴム製の押さえが在るのですが、走行時の振動などの影響でひび割れが発生して切れ掛かっていました。

その為、直線バンドで固定し直しました。

右写真がサスペンションをアームに差し込む部分ですが、素直にはまらず苦労しました。

後、作業しやすいようにブーレーキ、ABSのケーブルを固定しているネジを外して作業をしやすくしています。

右写真は何とかはめ込んだ写真です。

この後、タイヤをはめ込んでタイヤハウスの隙間を計った所、純正指4本、社外品は指2本の車高の違いが、久々に純正の車高を見ましたが、あまりの車高の高さにビックリ、こんなに高いとは・・・・。

今回、交換したのはフロントだけです。
リアはさらに面倒なので今回はパスしてます。

   

抜け確認

       
ショックが抜けているのは去年の年末にリフトに上がっていた私のNSXのフロントタイヤを下から押したら左はうんとも寸とも言わないのに右側は「グニャ」と上に動いたのでサスが「抜けてる〜」となった次第です。
実際に抜けの確認として車庫調なのでバネの部分を緩めてからショックを縮めて見たら左側のショックは、ゆっくりと伸びるのに、右は行きよいよく戻る、完全に死にかかっている事が判明・・・。

情報

   
今回、サスペンションのOHについての記事を読んでくれた「ひーとさん」(GTRオーナー)よりメールでOHの情報を頂きました。
OHを販売元のHKSで行うのではなく、PCRと言うメーカーを紹介されました。

その後のメールのやり取りで同じ地元の方だったので、ひーとさんにお会いして、お話とPCR代理店であるjingに案内してもらいました。
このお店はGTR関係で結構有名なお店ですが、お店の方と直接サスペンションの話を聞く事が出来ました。
又、移動中、少しだけひーとさんのGTRを運転させていただいたのですが、サーキット使用の堅い足周りが必ずも乗り心地が悪いと言う訳ではなくしなやか過ぎて驚きました。
ひーとさんの足まりは他社製をPCRでOHした仕様でしたが、高速時の安定感はびっくりしました・・・。

ひーとさん、情報を頂いてありがうごさいました。

今迄、町乗り中心で足回りに対する考え方が適当でしたが、今回の情報をどう考えていくのか・・・・突き詰めていくとお金しかかかりませんね(笑)

OHの値段をjingで調べてもらうとHKSで一本18000円ですが、PCRでは更に値段が高いと言うことでHKSにOHをお願いしました。
HKSのHPでOH値段は12000円〜だったので、18000円は高い方ですね。
大体2週間ぐらいでOH品が組み立てられた状態で無事戻ってきました。
送る前はサスペンションのケースが部分的に錆び初めていたのですが、内部のOHだけじゃなく表面も綺麗に磨いてあり錆も無くなっていました。

OH品取り付け

   
OH品の取り付けはMATRIXにてレイバックさんとTAKAさんのお2人に純正品を外してOH品を取り付けてもらいました。

2人とも取り外すサスが純正で嫌がっていました。
確かに純正サスペンションは長さが長くアームから出すだけで一苦労です。
基本的に純正取り付けと逆の作業でした。

HKSのサスベンションは、このページの一番初めの写真を見ると分かるように純正よりも短いので取り付けが楽です。

無事、交換後NSXの車高を見てみましたが、スプリングがまだ馴染んでおらず車高が高いままでした。

一日経って見てみると車高がいい具合に下がってカッコよくなりました(笑)。

まとめ

   
OHについてはサスペンションの寿命や性能を考えると社外品を買う時の一つの基準としてOHが出来るか?と言うことを重要視する必要性がありますし、その際のOH期間中の代替用のサスペンションが必要ですね。結局お金しかかかりませんがOHは必然の項目だと思います。
OHの期間フロントのみ純正で走っていて思ったのは、バランス悪すぎ、ブレーキ時に前に突っかかるような変な動きとコーナー時に膨れる(フロントグリップがない)ので怖くて飛ばせませんでした。
足回りはものすごく大切だと改めて認識しました。(今更ですが・・・)

  上写真は交換して不要になった純正ショックですが、このまま取って置くしかないですね。
   

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