昔からNSXのエキマニ高いなぁ・・・・と思ってました。
社外品で最低30万以上もするものがポンポン買えるわけがないので・・・・・私自身エキマニの選定についてよく分かりませんでしたが、購入する際に知っていた方がいい事がありました。
排気効率を高める為に必要と言う事なので各パイプが等長であることが望ましい。と言う事は良く聞くのですが別な視点で純正のエキマニを見ると触媒側に蛇腹線みたいなグニャグニャ動く稼動部があります。
これは、エキマニから触媒に繋ぐ際に個体差ズレや取り付け後の振動などの逃げに役立っているようです。
本来、エンジンからマフラーまでの距離が在る車の場合(FF、FRなど)、多少の歪みやズレは引っ張って取り付けが可能なのですがNSXの様にレイアウト上、距離が無い物の場合は個体差のずれがそのまま接続する際に付かない問題が発生する事になるようです。
そうすると社外品を見てみるとこの点を配慮しているものは少なく、純正よりも稼動部が狭いものが結構多い。
例え取付けが出来たとしても経年劣化などでパイプが歪み最悪クラックが起きてしまうと言う事例もあります。
この問題がクリアされて比較的値段も安く、等長でポート溶接部の段差まで研磨までされているのはフジツボ製ぐらいになってしまうようです。
純正品をみるとあれだけ車に金をかけて作られているのにNSXはエキマニ部はお粗末です(NA1は)。等長が理想と言われているタコ足には程遠い出来です。
余談ですが無限製はフジツボ製のOEMのようです。実物を見た人がそっくりと言っていましたので可能性があります(確実ではない情報ですけど)。
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