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メンテナンス


◆足回り◆

ハブリング

 

高速時のブレ対策のひとつ

 

最終更新日03/11/18

状況 ハブリング まとめ    

状況

 

 

   
社外品に変える事で高速走行時にに僅かな振動が発生して共振をしている事があります。
(高速走行時、時速110〜120kmぐらいの時)

この原因は大体はホイールバランスなどが狂っていたりしているのが原因で、ショップの組みつけがよくない場合が殆どです。
ショップの組み込みがしっかりしているとなるとその他の原因が考えられます。
原因の一つとして社外品アルミホイールの場合、汎用品である為、ハブ外形とアルミホイールがぴったりはまると言う事はなく隙間が生じます。
このハブとホイールの隙間が高速時にガタとなってブレを引き起こす場合があります。
社外品ホイールはさまざまなメーカーのハブ口径に対応する為、ホイールのハブ口径(一般的にφ73)を大きくしており、はめた際に必ず隙間が生じます。
これはNSXに限らず他の車でも経験していた事なんですが解決策のひとつとしてハブリング導入を検討して見ました。

ハブリング

   
今NSXに履いているエンケイ製、RP-01のハブリング(耐熱樹脂製)を注文してみると、何とNSXはフロントハブとリアハブの口径が違う事が判明・・・・これは車では珍しいみたいです。
普通はフロント、リア一緒です。

ホイール外形φ73
フロントハブ径φ70(ハブフィットリング4個/定価1800円)
リアハブ径φ64(ハブフィットリング4個/定価1800円)

お陰で2種類のハブリングを頼みました・・・。

取り付けに関してはアルミホイールにハプリングを「はめるだけでいいかな」と考えてたのですがタイヤショップにてちゃんと「タイヤバランスも確認してくれる」と言う事になりました。
フロントタイヤのバランスを取ってもらったのですが、微妙にずれていたそうです。
この前、バランス取ったばかりなので不思議です。

又、タイヤの内部に『ゴムだまり』(忘れたかも・・・名前間違ったらごめんなさい)と言うタイヤ内部の空気中の埃がタイヤの回転時にくっ付き合って雪だるまのように塵が固まりになる現象が発生していたそうです。
これが発生してタイヤの中で転がっていたそうです。
発生による影響はそれ程ではないようですが、あんまり良い物でも無いです。

ハブリングをホイールに取り付けて再度つけてもらいましたが、その際にNSXのハブ自体が錆でリングがはまらない状態だったそうです・・・。
錆を除去してからはめてもらいました。
実際、野ざらしで駐車している為、雨水によるハブの酸化が進んでいたようです・・・・。

右の写真のはNSXのハブですが、錆が進行しています。

まとめ

   
今迄、社外品ホイールのブレの理由の一つとしてハブの隙間が合ったのですが、今回始めて実施してみました。

高速走行時に確認した所、120km前後でやはり共振のような振動が発生しましたが、それ程酷くも無く、それ以上の速度の時のブレは殆ど感じられなくなりました。
効果はそこそこあると思います。

結局、ハブリングが樹脂である事やバブ腐食などで完全に隙間が無くなると言う訳ではないのかも・・・タイヤバランスのずれの方が大きい原因かもしれません。

   

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