ファイランの電脳魔導師    
       
1.ファイラン浮遊都市

  

 2002/07/02  設定がSFでファンタジーで恋愛(爆笑)…。これが今回のコンセプト。

 とりあえず一話目を書き終えての感想は…「こ、こんな盛り上がらない話でいいのか、おい!」です。しかもハルヴァイトとミナミの日常生活は今回意図的に省いたし、一番出番が多かったのはドレイクだし、まず、電脳魔導師ってなんだかろくに書かれてないし(笑)。

 今の予定で、このシリーズは五本以上あります。その間に盛り上がったり盛り下がったり(下がるなよ…)しつつ、いろいろ判ってくる仕掛けになってます。

 仕掛けっていえば、わたしはよく、この仕掛けに凝りすぎて大風呂敷になり、結果、書きすぎる。という悪い癖があるのですが、今回も例に漏れずかなりの大風呂敷です(笑)。

 とりあえず一話目は主要登場人物の背景を判って貰えればいいな、って事で軽く…。か…軽く?! 待て、自分(笑)。予定よりも30P以上オーバーしてるぞ!

 それにしても、恋愛だって言ってんのに、ミナミがハルヴァイトに「触れない」って…この設定はどうなのよ(笑)

 2002/06/25 名前ばかりで詳細の判らないモノ(人)が幾つか出てます。”マーリィ”だとか”ディアボロ”だとか・・・(笑)。

 それにしても、このシリーズ、これでいいんだろうか(笑)。第二回目にしてかなーり不安。というか、自信喪失? つうか、一行書くのにこんな時間食ったの久しぶり! って、新鮮な感じで目眩です(汗

 2002/06/17 こちらサイド担当の「早乙女」です、こんにちは(笑)。

 ついに始まりました。ペルソネ最大の問題作(笑)。いや、内容がとかではなく、わたしがこの設定を最後まで持続できるか、という意味での問題なんですが・・・。

 例えばSFだとか、例えばファンタージー系魔法使いの話だとかは正直普通に書けると思うんですが、これに「恋愛」が絡んでくるとちょっと難がありまして(・・・今まで真面目にやったことがない)、きっとこのシリーズはうっそりとはじまり、なんとなく終わるという、どうにもカユイ展開になりそうな気がします。が、なんとなくやる気などちょろっと出してみているので、最後まで呆れずにお付き合い下さい!

 しかし、既に急転直下(自分的に)。登場人物の背後関係さっぱり不明なんですけど(汗)・・・。

 

   
 

   

登場人物

 2002/06/17

 ハルヴァイト・ガリュー/  ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊隊長。なぜか警備軍一部で異様に恐れられている(らしい)。出自のはっきりしない電脳魔導師で、その実力は「過去、現在、未来に例を見ない天才」。金属質な髪と目の色、整いすぎた顔のせいで(かどうか知らないが)「スティール・ブレイド」と呼ばれている。

 ミナミ・アイリー/  ある日突然、ハルヴァイト・ガリューを迎えに来るようになった謎の恋人。実は「心因性の極度接触恐怖性」というのを抱えており、他人と直接触れ合う事を異常な程怖がる。のだが、なぜかハルヴァイトとの間で「キスだけはいい」という奇妙な約束がなされている。

 ドレイク・ミラキ/  ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊副長。貴族階級であるミラキ家の家督を継いだが、電脳魔導師としてはそこそこ(らしい)。何やらやけに秘密が多く顔も広い人だが、ハルヴァイトをとても気に掛けている。というか、余計な行動と心配が多い。

 2002/06/25

 アリス・ナヴィ/ ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊事務官。ハルヴァイト・ガリュー、ドレイク・ミラキとは旧知の仲、というよりも、「共犯者」らしい。女性の極端に少ないファイラン浮遊都市で天然記念物のように扱われ、自然分娩で子孫を残すだけの「女」であることを嫌って、軍に入隊した。その経緯には複雑な事情があるようなのだが、今は明かされていない。

 アン・ルー・ダイ/ ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊見習い電脳魔導師。ハルヴァイト・ガリュー、ドレイク・ミラキの部下。

 デリラ・コルソン/ ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊砲撃手。ハルヴァイト・ガリュー、ドレイク・ミラキの部下。

   

 

   
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