ファイランの電脳魔導師    
       
2.冷たい恋人

  

 2002/07/30  第二話最終回です! お疲れさまでした。そしてなぜか・・・切なくフェイドアウト(笑)

 そして・・・うあぁぁ(泣)。回を追うごとに、だんだん意味不明になっていく「ファイラン」シリーズです…。 しかも今回必要以上に書きすぎ(笑)。予定の倍(ぷ)。更にお終いは中途半端(ひー!)。そんで、何が言いたいのかさっぱり不明…。

 というか、ほんとーーーーに「恋愛」って苦手なのが判りました。最後の最後が進まねぇ進まねぇ。気の利いたセリフが出なくて、何度も書き直した、なんて経験、久しぶりにしちゃったよ。

 内容としては、前半の…つうか最初の山場(笑)です。ドレイクとハルヴァイトの関係が判ったりとか、アリスが本格的に絡んできたりとか、謎の美人が出てきたりとか、今後このシリーズで何度もお目に掛かるだろう人達が随分登場しました。

 意外にも、ハルヴァイトの出番が毎回少な目なのが笑えます。あと、ミナミが行動的なのとかね(笑)。ミル=リー・アイゼンはもうちょっと嫌な女に書こうと思ったけど、やめた。わたし、女性はあくまで「物わかりのいい」のが好きなもんでねぇ。

 リインとエスト卿というおやじ(笑)キャラも登場。しかもどうやら、書いているうちにかなり気に入ってしまった模様。今後のお二人の活躍に乞うご期待です…。て、自分がな…。

 2002/07/23  全国2名の(笑・しつこいって)ドレイクにーさんファンの方! 戦いた?(にや)

 ファイランを始めてからちょっと思ったんですけど、えーと、わたしはこれらの展開を「ある程度予想できる範囲」だと思って書いてたりするんですが、実は意外なのかな?(笑) 

 それにしても、ハルヴァイト!(怒) 出番無さ過ぎ。つうかアンタ、どこで何やってるよ・・・(と、最近突っ込みがミナミ風)。確か主人公のはずなのに、かっこいいトコさえドレイクばっか目立ってるし。彼には今後の活躍を期待します。それにしても・・・今回少しも出てこない程、拗ねてんのか?(笑  

 2002/07/17  さて今回は! ミナミのかわいらしさ(爆笑)をさらに強調する細やかな心配りと、あの人達の知られざる関係と、いつ何時も女性は強く食えない(ぷ)存在である事と、お楽しみのオヤジキャラ登場です! ってぇぇぇ! 誰もオヤジには期待してないんですね(泣)。

 ようやく本題に突入しました。どうなる? 失意(笑)のガリュー小隊長! そして、ミナミはどうする?! つうか・・・今回もドレイクにーさん苦労人全開ですが?(笑)

 2002/07/10  全国2名の(笑)ドレイクにーさんファンの方(誰!)、お待たせしました・・・。って、待ってないの?

 とにかく、第二話開始です。タイトルからして恋愛ものっぽい雰囲気を醸し出しつつ、いつ何時「期待はずれだ!」と言われるかびくついてみたりね(笑)。

 第一話は本当にミナミ、ハルヴァイト、ドレイク、とアリス(は出番少ないんだけどね・・・)の顔見せ的話でしたが、今回はちゃんとなにやら騒動が起こるらしいです。しかも終わりまでにやたらレギュラーメンバー増えまくるという手の込みようで・・・。あぁ、収集がつかなくなる日が恐ろしい。

 

   
 

   

登場人物

 2002/07/30

 ミル=リー・アイゼン/ アイゼン家の養女(だと思われる)で、ミラキ家先代との約束により、ドレイクの「子供」つまり、ミラキ家の家督を継承する電脳魔導師(これは一種の突然変異で、自然分娩でしか発生しない)を生むはずだったが、その婚約関係は既に解消されている。一連の騒ぎの発端となる手紙をハルヴァイトに送ってきた女性。

 2002/07/23

 クラバイン・フェロウ/ やたら丁寧な、謎の男。しかし、ドレイク・ミラキも彼を「有能」と認めている。

 リイン・キーツ/ ミラキ家に古くから使える執事。なかなか口は達者なよう。

 ”ウォル”/ 正体不明の「美人で偉そう」な男。どうやらドレイク・ミラキとは何らかの関係にあるらしいが、それも定かでない。とにかくワガママで意地悪そうだが、それが彼の本質ではない…らしい?

 2002/07/17

 ローエンス・エスト・ガン/ ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第六小隊隊長。エスト・ガン家(ガン家から派生した電脳魔導師の家系)の家督で、四十台前半の紳士。ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊大隊長とは親戚筋にあたり、思い切りバカ呼ばわりするような仲…らしい。

 2002/07/10

 ハルヴァイト・ガリュー/  ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊隊長。なぜか警備軍一部で異様に恐れられている(らしい)。出自のはっきりしない電脳魔導師で、その実力は「過去、現在、未来に例を見ない天才」。金属質な髪と目の色、整いすぎた顔のせいで(かどうか知らないが)「スティール・ブレイド」と呼ばれている。

 ミナミ・アイリー/  ある日突然、ハルヴァイト・ガリューを迎えに来るようになった謎の恋人。実は「心因性の極度接触恐怖性」というのを抱えており、他人と直接触れ合う事を異常な程怖がる。のだが、なぜかハルヴァイトとの間で「キスだけはいい」という奇妙な約束がなされている。

 ドレイク・ミラキ/  ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊副長。貴族階級であるミラキ家の家督を継いだが、電脳魔導師としてはそこそこ(らしい)。何やらやけに秘密が多く顔も広い人だが、ハルヴァイトをとても気に掛けている。というか、余計な行動と心配が多い。

 アリス・ナヴィ/ ファイラン浮遊都市王都警備軍電脳魔導師隊第七小隊事務官。ハルヴァイト・ガリュー、ドレイク・ミラキとは旧知の仲、というよりも、「共犯者」らしい。女性の極端に少ないファイラン浮遊都市で天然記念物のように扱われ、自然分娩で子孫を残すだけの「女」であることを嫌って、軍に入隊した。その経緯には複雑な事情があるようなのだが、今は明かされていない。

    

 

   
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