ファイランの電脳魔導師    
       
番外編-3- リミット/ライン

        

 2004/08/03 はい、番外編です。Bにしてついにハルヴァイトが出てきました。つうか、過去最高の難産(笑)だった…。 

 終わり頃に気付いたんですが、実はこの話、結構支離滅裂つうか、連想ゲームみたいつうか、筋らしい筋のない散文ぽいものになりましたね。あと、一人称でありながら、どこか三人称じみた語り口調。

 つまりハルヴァイトってこういう人なんだと思います。自分の事も、他人の事も、一歩離れた場所で淡々と考えてる、みたいな感じですかね。いくらやっても感情移入出来ないのはなぜ? とか途中で悩んだんですが、出来る訳ないですよ(苦笑)。だって、ハル本人が自分の事どうでもいいんだし。

 そして、ハルヴァイトは意外にもミナミの事を一度も考えていません。なんででしょう。いや、わたしには…判る気がするんですがねぇ。読んでくださった方がどう思うのか、ちょっと興味あります。

 一人称なのに三人称っぽく。しかし、一人称なのだからあくまでもハルヴァイト主観でつうのを忘れてはならない。ってのは、正直辛かったです(笑)。だってね、例えば班長とかルードとか出て来ても、ハルは彼らの顔色なんか注意してないですからね。その辺淡々と書くのが難しかった!

 キャラ投票総数50お礼短編でした! ハルヴァイトに投票してくださった皆様、本当にありがとうございます! 意外にも、幼少の頃だとか、ドレイクと出会った頃が見たいとか、あと、「ディアボロ」との生活だとか、過去のハルが知りたい、ってコメントが多かったのに驚きです(苦笑)。

 本当はそれぞれのコメントに一言お返事を、と思っていたのですが、ぐずぐずしてる間に投票数が増えてまして(汗)、すいません、それはあっさり諦めました。皆様の感想を踏まえて、これからもハルヴァイトはハルヴァイトらしく、ミナミには甘くそれ以外の連中には辛く突き進んで行きたいと思います!

     

   
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