ファイランの電脳魔導師    
       
番外編-5- 夢が見れる機械が欲しい

        

 2004/12/28   この解説も最終回ですねぇ。

 第八位 デリラ・コルソン

 デリ、実は意外とデザインが気に入ってるんですけどね、わたし(笑)。顎が細くて目つきの悪い悪人顔。一重でやぶ睨みで殆ど坊主頭。の、どこか気に入ってるのよ! とか言われると返す言葉もないのですが、ドレイク並みのワイルドさ? つうんですか? 訊くなよ…自分。

 第八位 タマリ・タマリ

 ファイランて、当然なんですけど女っ気ないじゃないですか? (急に何を言い出す…) それで、すーちゃんの相方を登場させるって決まって、どういうキャラにしようかなーって思って、で! ここで、スーシェとデリラと「タマリ」の因縁を考えたんですよ、本気で。本当にね、すごーく考慮したんですよ? そういう、重い設定を。

 それで、あのタマリです(微笑)。何もいう事ありません。

 さて、長々とお付き合いくださった番外編も、今回で読みきりです。

 もうちょっと短い、ほのぼのしたものを書こうと最初は考えていたのですが、キャラ投票の結果を見たところ、吾郎的ににこうね(苦笑)、ある重大事項について共通性のあるメンバーが見事に揃ってたもんですから、結果、ランクインしたファイランキャラ総出演(ジリアンはゲスト扱いか?)で、番外編ながら微妙に含み満載の中篇になってしまった訳です。

 それと(笑)。

 番外編C「星の回り/夜想曲」から、一部引っ張りがあります。ありましたね。あるんです。

 つうか!

 あの話、終わってないんです。話というか、あの「騒動」か(班長の意味不明行動を含む)。すいません。ごめんなさい。あくまでもこれは番外編なので、いつその続きを書くのか判らないのに、どーーーしても、あっさり「はい、そうでした」と行かないのは、吾郎さんの性格ですか?(笑

 そっちはあくまでも機会があれば明かされます、みたいな感じですが、とりあえず。

 今回の番外編を読んでヒューが「ああ」な理由に気付いた方、ご一報下さい。

           

 一番早く判った方には、番外編限定のキャラクター設定する権利さしあげます☆

            

…いらないのか? こういうのって…(笑

 2004/12/21   第三回は。

 第六位 ドレイク・ミラキ

 言わずと知れた、不運続きの兄貴です(笑)。というか、お節介でお人好しでタイミング悪い系なら第一位です(?)。

 ドレイクは、最初から意外と固まってたキャラクターでした。珍しい事に。まさか兄貴にしようとは思ってなくて(え?)、従兄弟にしようと思ってたんですよ。結果的には、弟に振り回されてばかりの兄貴に落ち着いてしまいましたが。

 わたしとしては、ドレイク、かっこいいと思うんですよね(笑)。普段の軽薄さとか、ちらっと見せる貴族っぽいトコロとか、そういうギャップが上手く出せていればいいなと。

 第七位 「ディアボロ」

 悪魔です。魔導機で唯一のエントリーでした! 人外マスターとしては、嬉しいですね。

 未だ多くは謎の髑髏ですが、どうやらファイランでは主要キャラみたいです。ハルの秘密は「ディアボロ」の秘密でもあるようですし。

 登場回数自体はそう多くないんですが、書くのは楽しい! 出てくれば滅茶苦茶な行動取るトコとか、気に入ってます(笑

 2004/12/15   キャラ話第二回はお待ちかね?

 第三位 アン・ルー・ダイ

 アンくんのキャラが固まったのは、4話から4.5話頃ですね。それまで大した出番のなかったハルの部下を書く都合上、成り行き任せで(笑)出来たチョイ役だったはずが、ミナミが特務室に入って舞台がお城に移ってからは頻繁に顔を出し、ついには、十話から先の健気な行動のおかげで番外編の主要キャラにまで昇り詰めた、ファイラン一の出世頭です!

 正直、ファイラン中では珍しいくらいまっとうな少年ですね。童顔のワリには微妙に大人びてたりして、でも、甘え上手?(笑) というか、自然と甘やかしたくなる空気ってのを目指したんですが、どうでしょ、成功してるんですかね。ある意味ダークホースでした、アンくん。これからも愛らしいままでいてね☆

 第四位 ヒュー・スレイサー

 出ました、班長です。ファイランいちヘタレ男前(なのか?)の称号を欲しいままにしてます!

 実は、彼は当初いないはずのキャラでした(きっぱり)。ミナミが特務室に入った時、同時にレジーナを呼び戻すつもりだったんですが、それでは、ミナミがハルヴァイトの家を出るときのエピソードが薄っぺらいものになるだろうと、レジー召喚(笑)を遅らせるために、クラバインとレジー共通の知り合いを登場させようと思ったのが、班長誕生のきっかけです。

 無駄にページ使ってるだけじゃないんですねぇ、吾郎さん。色々考えてたなぁ、と、今頃懐かしく思ったり。

 そして、どうしてアンとヒューのコンビが出来たかと言いますと、単純に、ほんとーーに他意無く、「彼らが官舎住まいだったから」なんですよ(笑)。十一話でアンの様子をヒューが見に行くのと同じ理由かよ! みたいですいません。その後の流れは、番外編と本編の通り、としか言いようありませんね。と、いう事にしておきます、はい(笑)。

 2004/12/08  キャラクター投票総数100お礼番外編です。なのでまずはご挨拶から。

 投票してくださった皆様、ありがとうございました! 吾郎&散歩の感謝の気持ちは…そのうちハルヴァイトがわたしの代わりに(!)言ってくれると思います。

 キャラ投票のお礼という事なので、今回は、それぞれの順位とちょっとした創作秘話? などしてみようと思います。うわ、珍しいね、ごろーさん(笑

 第一位 ハルヴァイト・ガリュー

 どうしてこのファイランシリーズの主人公(片割れ)が彼のようなキャラになったのか、実は、今でも謎なんですよね。いや、最初に考えた登場人物なのは間違いないんですが、目指したのはもっと「まともに優しい大人の男?」で「シャレにならないくらい強そうな機械を従えた人」だったはずなのに、シリーズが進むにつれ、どうも…何かが逸れて来てしまったようです。

 幼少の頃は相当不幸で、その後相当不良だったようですが、その過去がこのシリーズで語られる事は…ないっぽい?(笑) つうか、怖くて考えられません!

 第二位 ミナミ・アイリー

 もうひとりの、いわば「ヒロイン」は呆気に取られるような美人にしよう! しかも薄幸☆ という勢いで書き始めたのに、登場第一声が「一応支度してきた。俺の料理に不安があんなら、なんか買ったら」とあまりにも無愛想かつ事務的だったために、気分を戻そうとしてハルヴァイトの生活能力の無さを咎めるシーンを盛り込んだところ、思い切り「突っ込み系」に傾いてしまった自然発生的キャラクターです(笑)。

 触れない、あまり笑わない、無表情。という原則は決まっていたものの、書き始めはハルと同じであまりキャラ固まってなかったですね、今思うと。あと、ハルヴァイトより口数は多くしよう、くらいは考えたかな。

 こんな具合になんとなく生れた彼らですが、ちょっとは愛されてんのね、と嬉しい限りの今日この頃です!

       

   
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