5月15日 晴れ
泊:知らない道の側
実は屋久島で会った女性(綿根さん)から連絡が有ったのだ、今日宮崎に来るから食事でも?との事である。Sanchaは女性の誘いにはとても弱いのだ、すぐルートを変えるのだ、だから今日は宮崎なのだ、日南海岸を北へ向かい、鵜戸神宮で、神玉を左手で投げて崖の下に有る岩の穴に入れば願い事が叶うと言うのやったが、一度入ったものが勢い良すぎて又外に出てしまった、なんかSanchaの人生を物語っているようで、続ける気が無くなった。Sanchaの人生はいつも良い所までは行くが最後はコケルのだ。
シンデレラを迎えに行くかぼちゃの馬車はきれいでなくては、早速洗車してワックスを掛けた、本当は、桜島の噴煙で車の塗装面がザラザラだったし、車買って8ヶ月経つが一回もワックス掛けてなかったからでも有る、広いガソリンスタンドを探してガソリンを入れ「洗車させて下さい」と頼だ。しかしヘッドとトレーラーを一度に洗車してワックスを掛けると言うのは大変な作業で有った、半日掛かったし、ここは九州で有る5月の半ばになればもう結構暑いのである、途中で何回も挫折しそうに成りながら、何とか終えました。
夕方彼女を迎えに宮崎駅へ迎えに行ったが車停める所が無いのだ、駅の駐車場は皆ゲート付で高さ制限2.3メーターなのである、多分トレーラの高さは2.5メーター位なのだ、大体こう言う寸法は余裕を持って居る筈だから恐らく大丈夫なのだろうがやはり怖いのだ、もしひっかっかたらとんでもないのだ。駐車場の脇に違法駐車しようとしたら、駐禁の取り締まりの警察官が来て「ここは駐車禁止だから、停めてはいけません」と言われた、しかしそこの駐車場は高さ制限で入れないじゃないの〜、どうすれば良いの?と言ったら、「じゃぁ、私がゲートの上を見てますから、中へ入れて下さい」警察官の誘導で駐車場へ、やはり皆の注目の的なのだそれでなくても目立つ車なのに、警察官が笛をピイィ〜!ピイィ!〜と吹くものだから注目の的に成ってしまった。
駅の居酒屋でしこたま飲んで、又トレーラーで、しこたま飲んだ。彼女は千葉から来ていてもう10日くらい経ち、これから山陰の方へ行くらしい、後1週間くらい旅するそうだ。
彼女に聞いたのだが、屋久島で、海がめの産卵を見て来たらしい、それも民宿の人に連れて行って貰ったと言っていた。なんとSanchaは民宿で聞いたら海がめは未だ来てないと言われたのに、えらい差なのだ、食事は粗末だし、情報は間違っているし、やはり女性はとくだねぇ〜、わざわざ車で連れて行ってくれたらしい。今考えたら、Sanchaもその民宿に変えれば良かったのだ。それにしても凄い女性である、一人で当ても無くしかも2週間も旅しているなんて。