初夏の便り:月見草 |
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2000.6.26 仙台市青葉区 |
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エノテラは、学名をオエノテーラ・テトラプテラ・キルドシイーといい、ツキミソウ(月見草)の変種である。ツキミソウはアメリカ合衆国に自生し、日本にはオオマツヨイグサと一緒に入り、渡来した当時は庭園で栽培された。エノテラは、桃色の花がつき、普通のツキミソウとは違っている。花は花弁が4枚で、ツキミソウの花は白色だが、このエノテラは桃色がかり、夕方に開花し、翌朝はしおれる。 |
エノテラの中には、昼の間も開花する種類もある。ヒルザキツキミソウがそれで、花は白色で後に淡紅色に変わる。(上の写真) |
ツキミソウはわが国ではほとんど見られないが、同じく渡来したオオマツヨイグサ・マツヨイグサは現在ではわが国に広く野生化している。これらは通称ツキミソウと呼ばれているが、正式には間違っている。 |
ー保育社発行「標準原色図鑑全集7」によるー |
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