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2005/10/31

 今の開発現場では、品質上げようだの、日程守ろうだの、常日頃から声高々に言っているが、 ちっとも不具合が減っている気がしない。別に何にもやっていない訳じゃない。
 最近特に重要視しているのがWBSで、これを意思決定だけのツールに済ませずに 詳細設計までブレイクダウンしていこうとか、テスト設計に生かそうと試行錯誤しているわけで、 それなりにやっている。けれどもちっとも不具合が減らないってことは改善効果が出ていないって事なのか。 なんか新しいことを始めたので「やった気」になっているだけなのか。。。?
 周りでささやかれている愚痴と言えば、「日程が厳しい」とか「定時退社日なのに今日も残業」とか 「言ったことやってくれない。。。」とかそういうのが多い。最近も請け負い外注と共同で 機能追加を進めていく上で、分析〜上流設計を内部で進め、詳細設計以降を請け負いさんと分割しようと いうことで、内部で見積りたてて展開しているのだが、結局は日程オーバーしたり不具合が多かったりしている。 さらには「請け負いさんに任せちゃ如何かな・・・」的な雰囲気が漂っているのだが、 それって矛先が違っているような。そもそも内部で分析して見積りたてたんじゃないの? それって自分たちの責任でしょ?と云いたい。
 日々改善なので、いちおう有識者数名が集まって反省会みたいなのを開いたが、 「影響範囲の調査不足」とか「ハードが絡むと日程阻害要因が多い」とか これまでと同じような話題だ。つか、自分が「それって分析段階でのブレイクダウンが足りなかったんじゃないの?」 とか、「もともと見積もりで自信無かったとこあるんじゃない?」とか言ったら、 そんなこと無い的な雰囲気でさらっと流されてしまって、ご機嫌ナナメです。(-_-メ)
 でも昨日入手した「始めて学ぶソフトウェアメトリクス」で確信を得ました。 この本、品質計測を行い、適切な見積もりを得ようという内容だが、 単純に工数計測や機能計測していこうだけの内容ではなく、作業を進める上での鉄則も 書かれており、すばり前述したような事も書いてありましたよ。すなわち、
ソフトウェアのある部分のアーキテクチャをほとんど把握できていないため、 見積もった時間と人員の範囲内でプログラムを完成させる自信が無い場合は、 さらに踏み込んで細部まで分析する必要がある。
例えばアルゴリズムの細かい点まで考えねばならないこともあるし、 コーディングまで落とし込まないと実現可能性を確認できない場合もある。
このアプローチは完全にソフトウェアを構築可能であることを確認するだけでなく、 開発時間や工数、コストが予定の範囲で納まることも確認できるまで続けねばならない。
というか、それが当然の考えだと思うのだが、まだまだ甘い考えをもつ人が多いようで。

 まだ読みかけなので、一通り読み漁ったら内容をまとめて報告してみようかと。 でもメトリクスするには情報が足りないんだよね。機能数(コード数)計測やFP法とか全然なんです。 実は開発規模が分からないままなんです。ますは自動集計する仕組みを整えないと。

 そう、@ITでそのものずばりな記事を見つけた。→ [初めてのソフトウェアメトリクス]
これを見ると凝集度と結合度ってのが説明してある。そういえば今の開発で 頭悩ませているのが「影響範囲が分からない」という問題。中途半端なオブジェクト指向や デザインパターンで凝集度と結合度がメタメタなんだよね。 うちの開発はC++。記事の中で紹介されているツールを試してみたが、、、いまいち。 やっぱ時代はJavaかよ。。。と毒づく気持ちは他所に置いて、この部分もなんとかしたいなと。

2005/10/14

 今月のGT-Rマガジンの記事にて、「危険信号をキャッチせよ」なる記事があった。 すでに12万Kmを超えている我がRくんにとって見逃せない記事だぞ。
1.クラッチペダルを踏みしめると「ギーギー」「ギコギコ」
リターンスプリングのグリス切れか、ミッションピボット周りのグリス切れ。 放っておくとクラッチが切れなくなる。
2.クラッチペダルを踏みしめると室内から「シュー」
マスターバックのシール抜けかグリス切れ。クラッチが重くなる
3.朝一にスターターを回すとベルト鳴きのような高音
スターターのピニオンギヤが渋っている。最悪フライホイールの交換なので、早めにスターターギヤを交換する
4.エアコンをONにすると「カタカタ」音
コンプレッサの劣化でエアコンの効きが悪くなる。最悪ベアリングが固着してベルトが切れると周辺部品をだめにする
5.通常とは少し違うオイル系異臭
シフトブーツ破れで交換。
6.タイヤが石を噛んだように回転にあわせて「カチカチ」音
ハブのボールベアリングのグリス切れ。症状が進むとハブがグラグラになりブレーキの利きが悪くなる。
7.フロントスタビライザーから「ギシギシ」音
ボールジョイントのグリス切れ。コネクションロッド交換。
8.デフ付近から「クー」や「ガチャガチャ」音
ドライブギヤやドライブピニオンの劣化。ベアリング類の交換かデフのオーバーホール。
9.走行中に車全体から「がたがた」と振動
フロントドライブシャフトのガタ、センターベアリングのグリス切れ。かなり危険な状態。
10.なんとなく甘いニオイがする
冷却水のオーバーヒートでクーラントの臭い。ウォーターホースの交換や、ラジエータキャップの交換。
 ・・・などなど。
 実は今年の初めに4番の症状が出てきてコンプレッサと周辺のパイピング類を交換したのだが、 あと気になるのがいくつかあったり。。。
 最近特に気になるのがブレーキを踏みしめたときに「ギーギー」音がするので調べてみたところ ブレーキキャリパーのシール劣化でブレーキパッドが片減りしてました。こりゃいかんって事で、 本日急いでブレーキー交換(ENDLESS SSM)。そいでもってディラーでキャリパーオーバーホールの 予約をとってきました。来週1日入院ですな。
 それでもってクラッチペダル付近からたまに「ピュー」と空気が抜けてくる音や、 走行中にスタビライザー付近から「ギシギシ」音も聞こえてくる時があるので グリス塗りまくってもらおうかと思う。
 まだまだGT-Rくんにはお付き合い願いたいので、がんばってもらわねば。

2005/10/4

 ブログ始めました。・・・・・職場で。

 今の職場に来てからというもの、次々の迫り来る作業の為にまったく遊べない日々ばかり。。。 ここでいう遊びってのはスキルアップの為に今の作業に関連するかどうか関わらず いろいろ吸収する為の時間であって、そういう時間が全然少ない。 毎日追われているばかりなのは自分だけじゃなくて、周りの人間も同じ状況なわけ。
 それじゃぁ如何というわけで、しばらく前からかんふぁれんすこ〜な〜という超ローカルWebサイトと BBSを用意して発奮させようかと思っていたのだが、、、、、誰も乗ってこねぇ。 そのうちだんだんBBSも風化してきてしまったのだが、これじゃいかんのでテコ入れです。
 前の職場でも超ローカルなWebサイト作って遊んでいたので、「またやってるな〜」と思う人もいるでしょう。 ただ、Web構築の知識がその時のままなので、最近のWeb事情を組み込んでいろいろと遊んでみようかと。 誰かが引率役しないと回りの連中も乗ってこないからね。
 そんでもって、とりあえずCGIばっかりだと進歩ないのでPHPな環境を構築してPHPスクリプトで 作られたブログをネットでダウンロード。ホントはブログも自作でいきたいところだが、 そこから作っている時間はないので、てっとり早く拾い物で構築してみる。 さっそく公開してみると、なかなかの好感触なうえ、刺激を受けてくれた何人かが自分のブログを 作りたいって事で、今日だけで4〜5つのブログが立ち上がっちゃいました。 この調子でどんどん巻き込んでいこうっと。

 でもって自分はどうしていこうかというところだが、とりあえずHTTPD上でCGIとPHPが 動く環境しか作ったことがないので、ApacheやIISでも環境構築してみつつ、PHPとかRubyとかの スクリプトをかじってみようかと。環境構築のじたばたを職場ブログに掲載してこっ。
 いや、う〜〜ん。それだけじゃツマらんからのぉ。 もうちょっとあんな事やこんな事も試してみよう。(とりあえず内緒)


 ちなみに明日はPROTECに向かいます。 そこの業界の人間なんで。決してCEATECが 目的ではありません。あぁ華やかさが全然違うよね。。。