本当に歯磨きは出来ていますか?
(サトウ歯科だより 第1号より)


皆さんは、1日1回以上は歯を磨いていらっしゃることと思います。 1日に4〜5回磨いていらっしゃる方もあり,また,1回につさ3O分以上の時間を費やしていらっしゃる方もあります。

そこで少し説明しますと、いくら1日に4〜5回歯を磨いても、また1回につき時間を費やしても歯磨剤(ハミガキ粉)を多量につけたとしても汚れが落ちる磨さ万でないと本当の意味での歯を磨いたことにはならないのです。ただ単に歯を磨くだけでは、歯ぐきはぶよぶよになり、口臭の原因になるだけです。

簡単な動作ですが、磨さ方次第であなたのお口の健康の操作はできるのです。 最近では、歯ブラシだけでなく、その補助用具としまして、歯科用フロス(歯と歯ぐきの隙間である小さな数ミリの溝の汚れを落とすもの)や、歯間ブラシ(歯と歯の間の汚れを落とすもの)など、 一般のかたにも少しづつ知られるようになりました。

このことは、歯みがきが単に1日の習慣としで考える以外に、おロの中を健康に保つことの一端として考えられるようになったことだと思われます。これはとても人きな進歩だと思います。

サトー歯科のブラッシングコーナーでは、歯や歯ぐきに付着した汚れを実際に目で観察できるように染めだし液や顕微鏡を用意しています。染めだされたものはプラーク(歯垢)といいます。このプラークは食べかすだけではなく、歯周病の原因となる細菌の巣であります。

“百聞は一見にしかず”さあ、皆さんもプラークに挑戦してください。 微力ながら私も皆さんに協力いたします。