フルトランジスタ点火へ変更

 
プラグコードを替えなければ!と思い、ネットで探していると目に止まったのが永井電子(ウルトラ)のフルトラである。

旧車に付けている方がかなり居られる。その効果も気になるが、メンテナンスフリーの触れ込みに惹かれ、購入。

これはプラグコード(見ればわかるか・・・)シリコンで柔らかい。今までのはカチカチになってたからなあ・・・。
とりあえず、交換。ホントはこれをメインにするはずが・・・。
これがメインになってしまった(>_<) コードと合わせて35000円くらい。痛い出費である。
効果はあるのだろうか?ちゃんと取付出来るだろうか?

右がデスビ内に仕込むポイントレスパーツキット。左がフルトラ本体。

取説には「ディストリビューターを外した方が作業がしやすい。」とあったが、実際外さないと出来ない(コンデンサーを止めているネジが回せない)。

進角調整用のボルトを外すとあっさり取れる。

ポイントなどのパーツを外され、「まな板のコイ」状態のデスビ。ワイヤブラシでちょっと磨いてみる。
一通り掃除をしたあと、パーツを付けていく。白いのがシグナルジェネレータ(SG)。なんだか心配していたよりも簡単に取付できる。
ローターを付ける。寒さで樹脂が固いせいか、かなり力がいる。負圧による進角で内部のパーツも動くので、配線が擦れないように注意しなければいけないと説明書に書いてあるが、そんなの無理(T_T)。

適当な位置に配線を固定。

と、ここまで出来たところで会長登場。幼い子供達に留守番させてきたらしい。家族よりブルちゃんなのだろうか・・・?
イグニッションコイルへの配線。テスターで確認しながら配線する。 配線が一通り出来たら、フルトラを介さない状態でポイント式点火での点火時期をみるらしい。エンジンかかるかなあ?と思いながらキーを回すと実にあっさり掛かった。一安心。

タイミングライトがないので点火時期調整は保留。今度はフルトラを接続しての始動。問題なし。フルトラ本体は風通しの良い場所に付けるのが良いらしい。ブルちゃんにはクーラーも付いていないし、がら空きなのでどこでも通風は良い!!

ウォッシャータンクの横に付けることにした。3.5ミリくらいの下穴を空けてタッピングビスで止めて完成。

その後、フルトラのSG位置で点火のタイミングを調整するとある。
しかし、ポイント式の点火時期も調整できていないのでいじれない・・・
う〜ん。 調子良ければOKだろう・・・と、ひろかっちゃんにつきあってもらいドライブ。 ・・・パワーないぞ? アクセルについてきていない・・・エンジン始動やアイドリングは安定しているのだが、これはフルトラ付ける以前から大丈夫だったから・・・。

説明書には「効果が無い場合は設定が間違っている!」みたいな
ことが書いてある(凄い自信だ)。点火時期が違っているのか?
タイミングライト買おうか迷いながらネットで調べていると、いい方法が!ディストリビュータの固定ネジを少しゆるめ、アイドリング状態でディストリビュータ本体を手で回しながらノッキングする直前に合わせるとのこと・・・。ダメもとで明日チャレンジしよう。
と、いうことで翌日。まず、ポイント式の点火時期調整を。フルトラからコネクタを外してポイントから来ているコネクタに結線する。エンジンを始動し、ディストリビュータをゆっくり回していく。エンジン回転が上がっていくのが分かる。さらに回していくとノッキングを起こす。この直前でネジを固定。

アクセルを踏むと金属音(ノッキングの音)が。音でちゃんとわかるモノだ。プロはもっと正確に分かるのだろう。デスビを少し戻してやる。以前より、かなり進角が付いたようだ。
試乗。2速でノッキング音がする。)途中で道端に止め、少し点火時期を遅らせる。なんとも適当だが、調子よく走るようになったのでポイント式の点火時期調整はこれでよしとした。
低速からの2速での加速や3速での力強さが上がった。

作業別インデックスへ