ショックアブソーバ交換

 
以前にエンジンの点火チューンなどしてちょっと走れるようになったブルちゃん。その代償は着実に足周りにきていた。特に助手席側がガタガタ。思い切って交換しよう、とパーツを注文するがもう在庫もないらしく、やむなくネットオークションで購入。ジャッキもDIYセンターで買ってきた。それからスプリング・コンプレッサも。だが現実は甘くはない。

上から、リア用ショック、フロント用 そしてフロアジャッキ(3980円)
ショックは新品。一台分で22000円也。
しかし、対応車種がVJ610、VJ710 それから一部のVJ510用となっている。
ブルちゃんはWP610なので、万が一合わない事態も承知で購入したのだが・・・。
この時点でまだスプリング・コンプレッサが届いていなかったので、リアのショックから。リアはリーフ・スプリング(板バネ)なので簡単である。
助手席側の方から。ジャッキアップしてホイールを外すと・・・あるある。
お疲れさま! スコスコのショック。
問題は買ったショックが合うかどうかだが・・・合いそう!下のボルトも締めて。ここは簡単だった。
フロントは大変だろうなぁ。スプリング・コンプレッサも初めて使うし・・・。

と、そこへ父と会長が。えらそうにエンジンルームをのぞき込んでいるが、この時点での二人は「ただの通りすがり」である。

ということで二人も巻き込んでフロントに取りかかる。ストラットマウントのカバーを外すと・・・・・・。 

これは???

なんでここにオイルが!? これはもう深刻な状況だと私にでもわかる。
見て見ぬフリで作業続行・・・。

が、ブレーキを留めているボルトが固い!父のインパクトであっさり解決。しかしここからどうやってはずすのだろう?
実は「手順が全く把握できていない」しばし固まる3人。ということでタイヤを付け直して作業終了。むなしい・・・。翌日、近くのスタンドへ作業をお願いしに持っていく。するとしばらくして電話が。「あのショック、長すぎて合わなかったよ〜。」・・・そんなこともあるかなって思っていたのであきらめもつく。っていうか、合わない物はしょうがない!そして、2日後。近くの中古ショップで見つけてきた「AE86用」のショック。外径、カートリッジ長がばっちり合う。そう、カートリッジのサイズはよかった・・・・シャフト径が合わなかったのだ(始めに計れよ・・・)。

今までで最悪の作業になってしまった。
もうやめようかな・・・。

と、そんなある日、ネットオークションで見つけてしまった!!!
今度はローレル用のショック・カートリッジである。

と、いうことでまたまた買ってしまった・・・。散財。
 
近くのスタンドへ電話。所長さんに「今、パーツ来たんで・・・」と言うといつでもいいから持ってきて!とのこと。お言葉に甘えて即納車。数時間後、差し入れの缶コーヒー(安っ!)をぶら下げて行くとすでに作業終盤だった。いつも思うが、取りかかりが早い!とても良心的なスタンドである。
自分達ではどうしても固くて回らなかったボルトが外されていた。
真ん中の黄色いのはグリス。足してくれてあった。
そしてその固いボルトを回してくれたエアインパクト。
純正ショック。 お疲れさま・・・。その後、サイドスリップ調整のみしてもらった。アライメントは次回してもらうことに。

その夜、会長と友人しょうちゃんを乗せて釣りに。私にとっては待ちに待った試乗である。
走り出して10m。友人達:「すげーっ!全然違う!!」

すぐわかるって言うことは、以前のショックがいかにひどかったか。
全然別モノ、乗っている本人が一番わかってる。
段差で横に飛んでいかないし、ハンドリングも素直。コーナーのロールも少ない。友人達は「普通のクルマになってしまっておもしろくない!」と言っていたが。

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