エンジンマウント交換

 

車内に響くエンジンの振動が気になっていたのでついにエンジンマウント(フロント側)交換を実行に移すことに。

いろんなHP見ていると「結構カンタンちゃうん?出来るんちゃうん?」
などと安易に考え、パーツ発注。しかも在庫あり(素晴らしい。30年以上経つのに)とのことで。

作業しなければならない状況になってしまった。

★用意するモノ★
フロアジャッキ
段ボール(ジャッキでオイルパンを傷つけないため)
ラチェット10ミリ・12ミリ・14ミリ 
車載工具のスパナ14ミリ・10ミリ(バッテリーの端子を外すため)

1時間でお釣りがくるほどの作業時間であった。古いクルマだからエンジン周りはガラ空きなので楽なのだ。

赤丸のこの部分と、 

ここにエンジンマウントが。こんなパーツで重いエンジンを支えられているのが不思議だ。
エンジンを持ち上げて、古いマウントを横にスコッと抜いて、新しいマウントを入れるのだが、その際にアクセルのリンゲージはフリーにしておかないと破損するので、リンク部分を外す。 
ボルト2本だけ。簡単に取れた。
へこみや傷の防止の為に段ボールを折り畳んでジャッキとオイルパンの間にはさんでおく。 
ここで、偶然近くの小学校に息子の運動会を見物に行っていた会長が通りかかる。当然ゲットする。
 
「ちょっとジャッキ上げて~~」「あ~そこそこ」と作業は二人居るとはかどる!ありがとさんです。結局、私より手がオイルまみれ。

ナットを緩めてから少しずつエンジンを持ち上げる。3㎝くらい浮いたら、足の部分のボルトを外す。
しかしエンジンを持ち上げたくてもラジエターの羽根がフードに干渉しそうになる。・・・羽根って樹脂やん!と気づき、指でフードの外に押し曲げるとジャッキアップできた。
そうなるとあとは仕事が早い。取り外したのが左で新品が右。
新品を入れようと思うと、もう少しエンジンを上げないと辛い。入れたらまず上のナットを軽く入れて置いて、少しずつエンジンを下げながら土台部分のボルト2本を入れていく。
完成。しかしまだ片側。こっちはスペースもあり簡単だった。
反対側のマウントのナットはラチェットだとオイルエレメントが干渉するので短い14ミリのスパナでナットを緩める。意外に軽く回る。が!スパナでセルモータの端子とボディがショートして火花が!

しかも数秒くっついて、スパナは熱いし先は溶けるし。10ミリのスパナでバッテリーの端子を外す。(一番先に外しましょう)

試乗すると、ハンドルに伝わる振動その他がかなり軽減されており車内も静かになった。

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