2003年12月21日(日) 清宮寿朗


ベーカー元国務長官登場の意味(2)

 

 今朝のテレビ番組「サンデープロジェクト」で司会者の田原氏は、来年早々イラク復興支援のための国際会議を東京で開催してはどうか、と提案していました。

 米英と独仏露中、カナダ、アラブ諸国等が東京で円卓会議を開き、イラクの復興支援問題を総合的に徹底討議し新たな国際協調体制を再構築してゆこう、というわけですが、大変よいアイディアだと思いました。

 ベーカー元国務長官の登場や最近、イラク復興支援の統括責任者が中道派のライス大統領補佐官になったこと、その他の情勢をみれば、小泉首相の情熱と決断しだいで東京会議開催の実現は十分可能だと思います。

 東京会議開催の実現にむけて世界に強いメッセージを発信し努力するだけでもすぱらしいことで、そういう日本外交のあり方こそが憲法前文で表現されている「国際社会における名誉ある地位」の向上につながってゆくのだと思います。

 また、小泉首相が日本の将来のみならずアジアの安定、世界の安定を本当に望むのであれば、日米同盟のパートナーとして、ブッシュ政権内のネオコン主導路線(単独覇権主義)を中道主導路線(国際協調路線)に方針転換するための働きかけを積極的に行う必要があると思います。それはまた、ブッシュ大統領の再選にも好影響を与えるはずです。