日本は何故アメリカに追従するのか?

2003年12月3日(水) 清宮寿朗


 一つの推理でしかありませんが、外務官僚は日本の「国連安保理・常任理事国」入り実現のため必死になっているのかもしれません。自自公連立政権構想あたりからの日米同盟関係の変化・流れを観察してみますとそんな気がします。

 日本が常任理事国になることで、外務省が米国の国務省のような地位を得ることができ、かつ国家機構の中枢にすわることになります。財務官僚から外務官僚へ権力移行です。対国際テロ戦略を理由に、日本版CIA・FBIも創設するかもしれません。もちろん、国連及び東アジア通商・外交・国防の主導権も外務官僚の下に集中してきます。

 以上の推理は、アメリカ追随の理由、動機の一つですが、案外大きいと思います。 

 アメリカさえ本気になれば、国連本部のイタリアを中心とする常任理事国再編成反対派「コーヒー・クラブ」や中国を説得することが可能で、日本が東の英国になれば、日本の常任理事国入りも夢ではなくなるからです。

 個人的には、日本は常任理事国になるよりも、スイス型永世中立国になり、科学技術立国として21世紀の国際社会、アジアに貢献した方がふさわしいのではないかと思っています。ちなみに、スイスは国連加盟国で自衛のための国防軍も持ち、その上で、永世中立国として国連加盟国に認知されています。