刑事裁判における裁判員制度導入について

 

(2004.1.13) 清宮寿朗

 

 一定の刑事裁判に国民を参加させることには賛成したいと思いますが、オウム事件等の特殊な組織犯罪やテロ事件に関しては国民の保護の観点から除外すべきだと思います。

 国民参加がもっとも望まれる裁判は、実は、行政事件の裁判なのですが、この点の検討がなされていないのが大変残念です。また、一定の民事事件の裁判についても裁判員制度は導入すべきだと思います。

 それから、裁判員の員数について対立があるようですが、個人的には裁判官は1人か2人にして、裁判員を10名程度にする。しかも事実認定の評決もできるようにするべきだと考えています。

 司法制度改革に関する論点はたくさんありますが、基本的には、国民がもっと手軽に身近に利用でき、経済的負担のかからない司法制度(弁護士制度問題も含めて)を目指しての改革に重点をおくべきだと考えます。

http://www.nagoya-ben.or.jp/page/frombars/topics/64saibanin.html