日米安保条約について

 
 2003年4月11日(金) 清宮寿朗

http://www.jda.go.jp/j/library/treaty/anpo/anpo.htm

 上のURLにある日米安全保障条約の前文と全10ヶ条をあらためて精読してみました。

 前文には、日米双方が共同して守るべき利益、国益が述べられています。


 列挙しますと、「伝統的平和」「民主主義の諸原則」「個人の自由」「法の支配」「経済的安定」となっていて、決して「伝統的平和」の維持だけを目的に締結しているわけではなさそうです。

 ちなみに、北朝鮮の日本人拉致は、日本人の「個人の自由」侵害のケースに該当するはずです。


 また、日本の航空機内や船舶内も「日本区域」に含まれるわけですし、平和侵害という場合でも現代的には、9.11のようなテロによる平和侵害、経済侵害もありえるわけで、日本の航空機がインド洋上でテロ攻撃を受けるという可能性もあるわけです。


 10条も興味深い規定でした。国連による代替措置が可能となるまで、日米安保条約は原則として継続するわけですね。
 この国連による代替措置については、「国連改革について」で述べてみたいと思います。