うぐぅ〜!

こんにちは〜。みんなのアイドル、あゆあゆお姉さんだよ☆

ラジオの前のみんな! 今日も元気に人生行き詰まっているかなっ?

駅のホームやビルの屋上から軽はずみな行動を起こす前にボクに相談しようね☆

それじゃ今週もラジオ人生相談室『あゆにおまかせっ☆』行っくよ〜!



RRRRRR…

ガチャッ

「もしもし、こちら人生相談室『あゆにおまかせっ☆』だよっ」

『あははーっ! こんにちはーっ!』

「うぐぅ…。いきなり人生常に春って感じの相談者だねっ」

『あははーっ。これでも悩んでるんですよーっ』

「そうなの? それじゃ今日はどんな相談なのかなっ?」

『それがですねー、お友達のことで悩んでいるんですよー』

「お友達? 女の子かな? それとも男の子?」

『あははーっ。両方ですよーっ』

「両方…? これは三角関係ってヤツだねっ。
 そして殺人事件に発展するんだねっ。これはもうボクの手にはおえないよ…」

『ふえ? 勝手に決め付けないで下さいよー。』

「ゴメンゴメン。じゃ、状況を教えてよ」

『あのですねー、佐祐…私には大事なお友達が居たんですよー。
 でも最近そのお友達にいい人が出来たんですよー』

「いい人? 恋人の事かなっ? おめでたい事じゃないの?
 ああ…。ボクはもう必要とされない人間なんだね…」

『あははーっ。話は最後まで聞いてくださいよー。
 でもですねー、その人は私の事も好きだって言うんですよー』

「ふーん。で、キミは彼の事をどう思ってるのかなっ?」

『好きですよー。でもお友達の事も大事なんですー』

「なるほど…。でもそれって中近東にでも引っ越せば解決じゃないの?」

『ふえ?』

「だって向こうではひとりの男の人がたくさんの女の人と結婚するって聞いたよっ。
 何かでやってたもん。何色の雪だったかなぁ…」

『ふえ? ふえ?』

「だからもう解決だね☆ じゃあ頑張って人生足掻いてね☆」

ガチャッ ツーツー…



ふ〜、まずは一人の悩める少女を救ったよ☆

でもボクには休息の時間なんて訪れないんだ…

それじゃ次の相談者に行ってみよ〜!



RRRRRR…

ガチャッ

「もしもし、こちら悩める少女の駆け込み寺『あゆにおまかせっ☆』だよっ」

『あの…相談をお願いしたいのですが…』

「うぐぅ〜。いかにも人生これ袋小路って感じの声だねっ」

『そんな酷な言い方はないでしょう…』

「うぐぅ…。で、今日はどんな相談なのかなっ?」

『え、あの…、私の大事な友達の事なんですが…』

「へ〜。なんだか今日はお友達関係の相談が多いね〜。で、その友達がどうかしたの?」

『あ・あの…、…最近…その友達に彼氏というか…恋人が出来て…
 どう距離を取ったら良いか分からないんです…』

「ふーん…。でもそれってキミ、絶対邪魔者だよ」

『え…』

「だってそうじゃない。その二人はきっとイチャイチャしたいと思うよ。
 けどそこにキミがいたら絶対邪魔だよ」

『で・でもあの子は私にとってたった一人の友達ですし…』

「友達が一人しか居ないの? 寂しいんだね☆
 ところでキミ何歳? その友達は?」

『私は高校1年ですけど…。あの子の歳は分かりません…』

「え〜? たった一人の友達なのに? それって絶対おかしいよ〜。実は友達じゃないんじゃないの?」

『その…、あの子…実は人間じゃないんです…。狐なんです…』

「え? 狐? ますますもって寂しいね☆」

『そんなんじゃありません…。こんな事を言っても信じてもらえないかもしれませんけど、
 あの子は…人間の姿をしてるんです…』

「ええーーー!!! 狐が人間に!?
 キミ頭は大丈夫? 病院行く? 良いお医者さん紹介してあげよっか?」

『あ・あの…』

「うんっ。それがいいよ! ボクの入院してた病院を紹介してあげるよ。
 これで万事解決だね☆」

ガチャッ ツーツー…



ふ〜、キマッてる人は怖いね☆

…高校1年とか言ってたよね。もう世も末だよ…

でも病院を紹介してあげるからもう大丈夫だよね☆



じゃあここで一曲行ってみよっか?

昨日発売のボクのニューアルバム『たい焼き以外の夢なんて見ない』から

『花のヒロイン稼業』行っくよ〜☆



〜花のヒロイン稼業〜


 ねこねこ女が眠る頃♪ 刃物女が学校を徘徊する頃♪

 病室からのそのそ這い出して♪ 祐一君の胸の中へと突進するよ♪

 ターゲットロックオン!! 突進〜〜〜♪

 花の花のヒロイン稼業〜♪


 病弱女が吐血する頃♪ 獣娘がこんにゃくをかじる頃♪

 病室からのそのそ這い出して♪ 祐一君の部屋の窓から不法侵入♪

 鍵は開いているな!? 突入〜〜〜♪

 花の花のヒロイン稼業〜♪

 (台詞)

 うぐぅ…。小学校出てないよ…。英語なんてわからないよ…

 でもこの業界…、学歴って関係ないんだね…

 目立った人の勝ちみたい♪

 ねぇ、香里さん☆





ねえねえ、ボクの歌、どうだった? いい歌だよねっ?

それじゃ次の相談者から電話が入ってるから行ってみよ〜!



RRRRRR…

ガチャッ

「もしもし、こちら…

『なんなのよっ! 今の歌はっ!! なにが目立った人の勝ちよっ!!!』

「うぐぅ…。そんなの知らないよ〜」

『だいたい病弱女ってどういうつもりっ!? あの子は…あの子はぁぁぁっっっ!!!』

「ちょっと落ち着いてよっ。これは公共の電波なんだよっ!」

『はぁはぁ…。ごめんなさい、ちょっと取り乱してしまったわ…』

「ちょっと…? と・とにかく何か相談があるんだよね?」

『そうだったわ…。実はあたしの妹の事なんだけど…』

「へ〜。妹さんが居るんだ。ボクは一人っ子だから羨ましいよ。
 で、どんな相談なのかなっ?」

『あのね、最近妹に彼氏が出来てからというもの…なんだかあたしに対して冷たいのよ…』

「ふんふん、それで?」

『今まであの子の笑顔はあたしだけのものだったのに…
 「お姉ちゃん、お姉ちゃん」って…いつまでもあたしの後ろを付いて来てくれると思ってたのに…』

「ねえねえ、今思ったんだけどキミってもしかしたらシスコンレズ?」

『そ・そんなんじゃないわよ! あたし達の美しい姉妹愛を知らないくせに!』

「ぷぷ…、美しい姉妹愛とか言ってる時点で既にアブないねっ。
 くれぐれも妹さんの彼氏を殺しちゃダメだよ」

『そ・そんな大それた真似しないわよっ!』

「ほっ、それを聞いて一安心したよ。じゃあこの相談はもう解決だね☆」

『ちょ・ちょっと…』

「まあ妹さんの事は忘れるんだね…。キミならきっと出来るよ☆」

ガチャッ ツーツー…



ふ〜、なんとか妹の恋人殺しという複雑難解な事件を未然に防ぐ事ができたよ☆

でも、あんなお姉さんを持った妹さんは大変だろうねぇ…

それじゃ今週最後の相談者に行ってみよ〜!



RRRRRR…

ガチャッ

「もしもし、こちら人生に疲れ果てた人達の最後のオアシス『あゆにおまかせっ☆』だよっ」

『あの…私、高校生の娘を持つ母親ですけど。娘の事で相談をお願いしたいのですが…』

「うぐぅ〜っ♪ ようやく相談らしい相談が出来そうだねっ
 やっぱり旦那さんの浮気相談かなっ?」

『あの…娘の事なんですけど…』

「ダメだよ奥さん! そんな男とは別れちゃいなさい!!!
 …くぅ〜っ。この台詞、一回言ってみたかったんだよ〜」

『………』

「やっぱりみ○も○たはいいねっ。おばさんもそう思うでしょっ?」

『………………おばさん?』

「うぐぅっ! もしかして怒ってる…? 怒るとしわが増えるよ…
 目尻のしわにはドモ○ルン○ン○ルだよっ。これでおばさんの悩みも解決だねっ」

ガチャッ ツーツー…



ふ〜、なんて殺気だよ…。受話器越しに殺されるかと思ったよ…

でもあのおばさん…。何を相談しようとしてたんだろう…?



うぐぅ…、今週も終わりの時間が近付いて来たよ…

来週も『あゆにおまかせっ☆』をよろしくねっ。

悩みは人に話す事で半分になるんだよっ。一人で悩むよりボクに相談しようねっ☆

じゃあ、ぱいぱい〜☆





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ということでらふいん氏の遺作贈り物シリーズです。
ここでコメントすることはただひとつ。
ツ○イノ○オとタケ●タカはにている・・・・・





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