「雪、つもってるよ・・・」


約束の時間を大きく超えてかけられた声。


7年ぶりに聞く声。


その声に祐一は後ろを振り返った。


そこには予想どうりの姿。


制服を着た女の子の姿があった。


「私のこと、わかる?」


「名雪、やっぱりお前その格好なんだな・・・・」


「わ、ちゃんと私のこと覚えててくれたんだ。」


「・・・・毎年写真おくりつけてくるだろ?」


「ちゃんと使ってくれてるんだ♪ うれしいな♪」


「いや、1回みたら即ゴミ箱逝き。」


「ええ〜、ひどいよ〜。ちゃんと定期入れに入れたり、写真立てに入れて使ったりしてよ〜」


がっかりした表情の名雪。


「絶対、嫌だ。」


「そんな・・・私は祐一のことこんなにも好きなのに・・・」


その言葉に祐一は大きくため息をつく。


「お前が俺を好きでいてくれるのは、べつにかまわない。いや、できればやめて欲しいんだが・・・」


「またまたテレちゃって♪」


「俺、ノーマルだぜ?」


「私もノーマルだよ?」


「・・・・・手紙の最初に”祐一元気? そっちで彼氏なんてつくってないよね”っていうくだりから
 毎回始まる手紙を書くやつがノーマルなのか?」


「普通・・・じゃないの?」


「まず男なのに女の格好して通学している時点でまちがっている!」


びしっと制服姿の名雪を指差す。


「まわりも結構多いよ?」


「・・・・・・・実家へ帰らせていただきます・・・・・」






    つづかない・・・・・いやつづけたくない(^^;




あとがき

なにを書こうか・・・・・うぐぅ・・・・・・今読んだもののことは忘れてください・・・・