リプレイ1−2  「ろっ○うの〜」

前回の続きです

仕事を受けることになったのだが・・・

デヴィ「この界隈ででまわってるんだよね。」

GM「うん。」

デヴィ「じゃあ、そんなに遠くまでウロチョロする必要もないわけだ。」

クリミナル「ていうか、どんな薬か聞いた?」

デヴィ「だからふわふわしちゃう・・・」

クリミナル「違う、形状だって。飲むものなのか、」

デヴィ「まあ飲むものだろうな。」

クリミナル「液体なのか、固形なのか、草なのか、値段はいくらなのか。」

デヴィ「そういうことは早く言えよ(笑)」

クリミナル「どんな人が・・・」

デヴィ「せっかちなんだから、僕達は。」

エフィシオ「君が止めてくれんと。」

デヴィ「そ〜だよ〜。」

クリミナル「じゃ、聞きにいこっか?」

デヴィ「そういうのは知恵の高い人がやって。」

クリミナル・エフィシオ「(笑)」

デヴィ「知恵低いんで・・・。」

エフィシオ「せっかく知力14もあるんだもん。」
君も14あるはずだよね・・・

デヴィ「頭たりないんで、すんませんねぇ。」

クリミナル「じゃ、あと追っかけようかな。」

GM「はい。気がついた君達が後を追うとウィルさんに追いつけた。」

デヴィ「やっぱ俺人の話しをよく聞かない。人に話しをよくきかない。
   ぬけてるんだよ。」

クリミナル「ウィルさーん、ちょっとまってー。
   教えてほしいことがあるんですけどぉ。」

GM「呼びとめれたよ。」

クリミナル「薬について全然話きいてないんですけど。」

GM(ウィル)「何もきかれなかったので忘れてましたよ。」

エフィシオ「どっちもどっちですなぁ。」

デヴィ「引き分けってことで。」

クリミナル「カタチはどんなカタチしてるんですか?」

GM「エリクサーに使われるようなビンに液体が入っている。」

デヴィ「いったとーりだろ。予測したとーり。」

エフィシオ「色は?」

GM「透明。」

クリミナル「においは?」

GM「なんとなく甘い感じがする。」

エフィシオ「甘いにおいにもいろいろあるよ。」

デヴィ「シロップのような。子供に与える風邪薬のような(笑)」
いちおうコレ、やばい薬なんですが・・・

クリミナル「値段的には?」

GM「1ビン100ムーナ位かな。」

クリミナル「それってパンピーに買えるのかな?」

GM「気合みせれば・・・ちょい高いけどね。」

エフィシオ「それでそれが欲しいがあまり、うき〜!金よこせこらぁ!ってなんの
   罪もない・・・・・・これ以上はやめとこう(笑)。」

GM「で、いいツッコミがあったけど、最初の1ビンは安く、ほとんどタダ
  同然にうられることもあるらしい。それが広めた一因かな。」

クリミナル「やっぱそうなんか。」

デヴィ「最初はタダで与えといて・・・」

エフィシオ「あぁ、撒き餌ってやつですな。」

GM「エグの寂れたとこでたむろってるヤンキーも結構もってたから、
  その線は強いだろうね。」

エフィシオ「なるほど、お験し期間ってわけですな。」

デヴィ「試供品?」

エフィシオ「二週間以内は返品できると(笑)。」

デヴィ「効果がなかったら返品できると(笑)」

クリミナル「後なんか情報があったら教えてください。」

GM「小売りするバイヤー達に薬を持ってくる奴はいつも違う人らしい。
  若い女性だったり、じいさんだったり、ばあさんだったり。」

クリミナル「変装してるだけかも。」

エフィシオ「でも、そんなにたくさん変装できるかな?」

クリミナル「ちゅうか、そんなにたくさんの組織なの?」

エフィシオ「2・3人ってことで。」

クリミナル「(笑)」

GM「でも、そんなに大きな組織なら、もっと広範囲に早く広がっていく
  はずだとガヤンはみているね。」

デヴィ「そうだよ〜」

クリミナル「変身してたり・・・」

デヴィ「この大陸全土を揺るがす大事件になってたんだ。」

GM「そうだね。それだけの可能性を秘めた薬だね。」

デヴィ「もしかしたら、その大事件のもとじめが僕らになるかもしれん。」

エフィシオ「それいいね。」

デヴィ「うん・・・・・・・ごめんね、知恵がたりないから(笑)」

クリミナル「それで、その薬は名前がついてるの?」

GM「一応”D”と呼ばれてるよ。それから神殿にサンプルが1本あるそうだ。」

エフィシオ「調べにいこうよ。」

クリミナル「うん。」

エフィシオ「飲んでみたいよ。」

一同「(笑)」

エフィシオ「いろいろとにおいもかいでみたいし。」

クリミナル「じゃあ、おうかがいしましょう。」

GM「ということでガヤン神殿につきました。神殿の保管庫にある薬ビンを
  もってきてくれます。ビンはエリクサとかで使われるようなものですね。」

クリミナル「エリクサの知識ある?」

エフィシオ「神秘学じゃだめだよね?」

GM「うん。ウィザードかアルリアナならありそうだけど・・・。」

デヴィ「だれもアルリアナじゃないのか。」

エフィシオ「俺はもうこりた。あのオカマ神官で(笑)」
彼は以前のキャンペーン(?)で女装癖のアルリアナ神官をプレイして
苦労しました・・・。戦闘は即気絶、情報収集も知力のなさで役立たず・・・。

デヴィ「今、男なんだっけ?」

エフィシオ「男だよ、一応。色素薄いけど。」

GM「ガヤンでも分析に出してるけど、成分がまだ何かわかってない。」

エフィシオ「それで、かなが・・・・・・・・・。」

デヴィ「いいんだよ、言っちまえば。」
みなさんのご想像にお任せします

クリミナル「開けて匂いをかいでみたいんだけど。」

GM「いいよ。」

クリミナル「どんなにおい?」

GM「果物のような甘いにおい。」

クリミナル「特徴的?嗅げば分かる?」

GM「うん。」

デヴィ「普段からさ、僕達がこの薬をいっぱい飲んで、中毒になって
   警察の麻薬捜査犬みたいに・・・。」

エフィシオ「鋭敏感覚あるし(笑)」

クリミナル「かいでみる?」

エフィシオ「うん、嗅いでみる。鋭敏感覚使って(笑)」

デヴィ「感覚使わないほうがいいんじゃない?」

エフィシオ「普通にかぐ。こういうふうに(笑)」
(理科の実験みたいなしぐさをする)

GM「くだものの甘いにおいがする。」

エフィシオ「う〜ん、フル〜ティ〜」

デヴィ「その匂いを覚えてくんくんするんだって。」

クリミナル「コレは人工的に作ったものなのかな?」

エフィシオ「でも、くだもののにおいがするよ。」

クリミナル「いや、魔法の力を使ってつくったのか、科学的なものなのか?」

GM「そこらへんはまだ分かってないかな。」

エフィシオ「香料とかないだら、この世界は。」

デヴィ「こんなのが湧き出でる泉があったりしてね。」

一瞬の間

GM「そりゃたいへんだ。」

クリミナル「元金0でぼろもうけ(笑)」

デヴィ「いやそんな”ろっ○うの水”なんてそんなようなもんじゃん。」

クリミナル「そうだね(笑)」

デヴィ「あの、なんかさ、サイダーの湧く泉とかあるよね。」

クリミナル・エフィシオ「ああ、あるある。」
炭酸水の湧くということですね

デヴィ「あれも同じようなことなんだろ?それとって、作って売ればタダなんだろ?」

クリミナル・エフィシオ「ああ」

デヴィ「ほら、あるってやっぱり。可能性としてはあるだろ?」

GM「まあ、あるかも。」

デヴィ「とりあえず、売ってる人を、売人を捜して・・・」

ここでエフィシオがまーじゃんをする動きをする

デヴィ「誘ってるの?俺を挑発してるの?」
ちなみに我がサークルでは、テーブルトークの後にはまーじゃん大会
をする。デヴィは大のマージャンキー(笑)

エフィシオ「哲さんポンだ!」

デヴィ「(笑)」

クリミナル「買う場所って決まってるの?」

GM「そこらで売人が売ってる。何人かのね。」

クリミナル「スラム?」

GM「スラムもそうだし、もしかしたら公園にいるかもね。」

クリミナル「やっぱり売ってる奴を捕まえた方が早いよね。」

デヴィ「そうだよ。だからいってんじゃん、そうやって。」

エフィシオ「使ってる奴をとっつかまえてもしょうがないしね。」

クリミナル「よし、おとり捜査をしよう。」

デヴィ「わっ、難しいソレ。」

クリミナル「いや。君、買えばいいんだって。」

デヴィ「あっそうか。わかった、買って使えばいいんだな。」

エフィシオ「使ってバーサークすればいいんだって。」

デヴィ「(笑)とりあえずスラムをうろちょろしよう。荒くれ者風に。」

GM「じゃあ着替えるの?」

デヴィ「いや。もともとそんな感じ(笑)」

クリミナル「他に聞くことないっすか?」

デヴィ「薬物中毒になった人の症状は?」

GM「え〜とですね、非常に情緒不安定になります。で、突然狂ったように
  物を食べ出す人もいれば、刃物を振るったりする人もいる。いろいろだね。」

デヴィ「じゃあさぁ、スラム街へ行って演技しておいで。」




つづく



1−2アップです!
次回はスラム街でのPC達です。
売人と接触した一行は・・・
続きをよんでね♪


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