法隆寺 A邸 新築工事



法隆寺 A邸 新築工事


ある日、突然電話が入りました。
今年設計し、工事が終わった奈良O邸を見てそのインテリアを気にいっていただき、
家の設計を頼むと言う前提で一度お会いしたいとの事。
ただ、家を建てる最初の地鎮祭の日が決まっており、少し急ぐので明日会いたいとのことでした。
電話を頂いたのが金曜日、早速次の日の朝、奈良に行きました。

お会いしたのは思っていたよりもお若い御夫婦、後で聞くと御主人は私と同じ年とのこと。
お会いしてお話をさせていただき、幸いにも設計の依頼をいただきました。

現在は設計も終り、10月の工事に向け工務店様による見積が行なわれているところです。
(2004年9月11日現在)
                


   竣 工 写 真



1階


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上の写真、左は玄関。
玄関の外から杉板の天上が部屋の中まで続いています。

上の写真右は玄関から廊下を見たところ。
広い玄関です。
正面の窓を開けると外部のデッキへと続きます。


和室。
一部屋だけですが、モダンでありながら落ち着いた
本格的な和室です。

2階


2階のリビング
正面の壁の奥が主寝室です。

天井は杉の足場板が貼られています。
キッチンからロフトを見たところ。
オープンタイプのキッチンでIHコンロを採用しています。
左奥の壁には特注している食器棚が入り、
手前にはオリジナルのテーブルが来る予定です。
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上の写真、左は奥様の趣味の部屋。
クラフトの製作を行なったりします。
作品を展示するギャラリーとしても使えるようにしています。

上の写真右はロフトからキッチン・ダイニングを見たところ。
木の架構が良くわかります。



   提  案



建築家からの提案

奈良O邸の木を生かしたやさしい雰囲気のインテリアが思っていたイメージに近いとのこと。
木造の木の良さや珪藻土などの素材を生かしたやさしい家を目指しています。

照明も間接照明を使ったやさしい光が希望と言うことで、空間全体を優しく包みこむ照明計画としています。


また、玄関や水廻りなどを共有する2世帯住宅と言うことで、同じ素材でありながら、天井高さやディテールなどで空間の質を変えています。
この辺りは出来てみて感じていただければと思っています。



工事写真

2004年11月27日
配筋検査を行いました。
いつもながら綺麗に編んでいただいてます。
こうしてみると大きな家です。




2004年12月12日
上棟式
素性の良い建物は構造も綺麗といいますが、この家はまさにそうですね。
立っている柱だけですっきりしたプランが読み取れます。


2005年2月3日
外部が随分仕上がってきて家の形が見えてきています。
内部はロフトの床が貼られだしています。
実際に出来上がってくる建物を見ながら電機の配線や壁の位置などを打ち合わせします。
アルミサッシやUBはこの時点で設置済みです。



2005年2月19日
外部は左官下地が行われようとしています。
屋根は葺かれ、これからソーラー発電装置が乗る予定です。

内部は仕上げがはじまり、これから家具や水洗などの細かい打ち合わせが始まります。


   

   あおいちゃんのお家です。

2005年4月2日

4月になりました。
今日は暖かかったですね。。。


今日は朝から法隆寺A邸の現場に行っておりました。
普段より早起きして現場へ。



外部はサッシも付いて吹付が終りました。
後は雨戸を取り付けコーキングが終われば足場が外れます。


  

写真左はキッチン。
高い天井の部屋にアイランドのキッチンが取り付いています。
写真右はロフト。
南北に大きな開口があるので夏は風が良く通りそうです。


今日も現場に来ていたあおいちゃん。
お家早くできるといいね♪











模型写真








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uraoka Architectural Design Office




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