「観月の家」 新築工事 




計画地は有名な造幣局の近く、桜が有名な大川越しに大阪城を望むことが出来る敷地です。室内のリビング・ダイニングから大阪城を眺めることができるのはもちろんのこと、広いデッキで大阪城を眺めながらバーベキューを楽しみたいとのご要望がありました。ただ周辺は商業地も近く中層の建物が多いため、プライバシーを確保する必要がありました。2つの相反する条件を満たすため前面道路側は窓の無い大きな壁面構成とし、その壁を穿つように大きなデッキスペースを設け、プライベートな室内空間と周囲のパブリックな空間をつなぐ中間的な領域として配置しました。そうして大阪城を眺めるハレの空間とは別に住宅としての心の安らぎを感じてもらうため中庭を設けてプライベートな抜けの空間を確保しています。広いデッキに出て大阪城を眺めるのはもちろん、夜には月を愛でてもらいたいと「観月の家」と名付させて頂きました。
所在地  大阪府 
用  途  木造住宅(3階建て)
面  積  
          
施工 : アーキッシュ ギャラリー




  
 

 
  
 

  
 
  
 

 









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uraoka Architectural Design Office




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