2008年8月15日掲載
 夏の日中はサザエ根は水面から顔を出していますので、サザエ根まで水面移動する際も、水面から頭を出しているサザエ根を目印にすれば良いでしょう。では秋から春までの間はどうでしょうか。サザエ根は日中、水面下になっていることが多いですので、水面下のサザエ根を見つけなくてはいけません。 水面下のサザエ根を見つけるには、陸にあるものを基準にしてサザエ根を探します。
この赤い矢印の方向に琴ヶ浜ダイビングセンターを見ながら、後ろ向きに進むとサザエ根に到着します。
30度にあわせたコンパスの、一本のインデックスマークにNが来る方向を探します。その方向に琴ヶ浜ダイビングセンターが来る位置を探し、そのまま後ろ向きに水面移動します。
3.水面移動の実際
(1)コンパスのダイヤルを30度に合わせます。
 水面移動は、潜降したいポイントまで移動するために行います。潜降したいポイントは皆さんが自分で決めることになります。例えばナビゲーションしやすいように目印となるポイントから潜るようにすれば、潜降していきなり迷うという事態を防げます。琴ヶ浜の場合は、サザエ根から潜降するとナビゲーションしやすくなります。サザエ根の周囲を最初は潜り込んで、その後、少しづつエリアを広げていけばよいと思います。特に夏の透明度の良くない季節は水面移動でサザエ根まで行ってから潜るなどをすると良いでしょう。
(3)その針の状態を保ったまま、真正面に琴ヶ浜ダイビングセンターが来る位置を水面上で探します。
(2)一本のインデックスマークにNが合う方向、つまり岸に向かって真正面の方向を探します。
(あるいは二本のインデックスマークにSが合う方向)   
(1)まずは浮力の確保を
 水面移動の際は、十分に浮力を確保しておくようにしましょう。BCに十分にエアーを入れておけば、水面移動中に突然のうねりが来ても波をかぶることはなくなります。
(4)真正面に琴ヶ浜ダイビングセンタ−がある状態を保ったまま、後ろ向きに沖に向かって水面移動します。すると中岩付近を通り過ぎてサザエ根の上に来ます。
(2)サザエ根を見つける