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京都紫光18年ぶりV

「行こう、行こう全国へ」 長岡京SSを延長で下す

写真:写真説明  
18年ぶりの優勝を決め、笑顔の紫光イレブン
 第29回全日本少年サッカー大会府大会の決勝が12日、宇治市の太陽が  丘陸上競技場であり、京都 紫光サッカークラブが延長戦の末、京都長岡京S Sを破って18年ぶり8回目の優勝を決めた。紫光は8月7日から、福島県のJヴィレッジなどで開かれる全国大会に出場する。

攻め続けながらもなかなか点が入らない。0―0で迎えた延長戦。紫光の 長谷川佳弘監督(31)は、焦りが見えはじめた選手たちに「サイドを意識して、最後まで自分たちのサッカーをやり切ろう」。そう声を掛け、送り出した。

 「行こう、行こう、全国へ!」。グラウンド脇に陣取った5年生たちから声援を受ける中、PK戦に突入かと思われた延長後半。DF岡井孝憲が放ったシュートがはね返り、混戦から相手のオウンゴール。紫光イレブンの粘りが最後の最後で大きな1点を呼び込んだ。

 岡田航也主将は「絶対点を取れると信じて、みんなでがんばった。目標は全国制覇です」と力強く話した。
  2年連続の優勝を狙った長岡京SSは、主将の俵石直哉を中心に攻守で好プレーを見せたが一歩及ばなかった。

 各賞は次の通り。
 敢闘賞 京都長岡京SS
 努力賞 菟道サッカースポーツ少年団
 グッドマナー賞 京都城陽サッカークラブ少年団

 ▽決勝
  紫光 1 (0―0 0―0延 長0―01―0)  0長岡京SS 

(2005年6月14日  読売新聞)