海外山スキーの計画

 

1 ニュージーランド ゴドレー谷

出国から帰国まで9日間。時季は7月〜8月。

 ゴドレー谷は、ニュージーランドの最高峰クック(3,754m)の30km北東に位置する谷である。登山期間5日間で、テカポから4WDチャーター車でセパレーションストリーム出合(1,040m)まで行き、さらに徒歩1時間のゴドレー小屋(無人、1,110m)まで入る。そして、小屋をベースに山スキーを行う。スキールートの候補は、マウド氷河経由マウドパス(2,370m)、グレイ氷河経由フランセス(2,479m)、フィッツジェラルドストリーム・フィッツジェラルド氷河経由ダルキアック(2,875m)西稜の標高2,320m、ゴドレー氷河・アムハースト氷河経由シャイネス(2,355m)、ゴドレー氷河・ネイシュプラトー経由キュミン峰(2,484m)。おそらくゴドレー小屋から標高1,300m付近まで(距離3〜4km)は、積雪が少ないためスキーを担いでガレ場を歩く必要がある。(なお、積雪が多くて4WDチャーター車がレッドスタッグ小屋(950m)までしか入れない場合には、そこからゴドレー小屋まで3時間30分のシール登高となる。)

ゴドレー谷偵察の記録(島津好男の海外山スキーのページ)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shimazu/index.htm

 

2 カナダ 海岸山脈ガリバルディ氷原

出国から帰国まで9日間。時季は12月〜1月。

 ガリバルディ氷原はバンクーバーの北80kmにあり、標高は2,000m前後、広さは5km四方ほどである。登山期間5日間で、ダイヤモンドヘッド登山口(914m)からシール登高5時間のエルフィンレイク小屋(1,460m、無人)まで入り、そこをベースに山スキーを行なう。ルートの候補はガリバルディ氷原経由ガリバルディ山頂(2,678m)、ダイヤモンドヘッド(2,040m)、コラムナー峰(1,800m)、ガルゴイレス(1,800m)、小屋周辺の樹林帯など。冬は天気の悪い日が多いので、樹林帯より上には全く登れないおそれもある。

ガリバルディ氷原の山スキーの記録・写真・地形図(地形図は「map」をクリック)
http://www.cs.ubc.ca/~durocher/trips/ski/neve2003/neve2003.html

ガリバルディ氷原の山スキーの解説・写真
http://www.trailpeak.com/index.jsp?cat=ski-bc&con=trail&val=2893#

ガリバルディ氷原の山スキーの写真
http://sports.webshots.com/album/549992550rjrtWh
http://groups.msn.com/LeslisMountainShots/garibaldineve.msnw

ガリバルディ氷原の山スキーや小屋の解説
http://www.ubc-voc.com/wiki/index.php?title=Garibaldi_Neve_Traverse
http://www.ubc-voc.com/wiki/Elfin_Lakes_Shelter

ガリバルディ州立公園ホームページ(公園西部全体の地図は「Park Map」をクリック)
http://www.env.gov.bc.ca/bcparks/explore/parkpgs/garibald.html

 

3 アラスカ マッキンリー

3-1 マッキンリー北峰(5,934m)ウィッカーシャム壁カナディアンルート

出国から帰国まで4週間。時季は5月〜7月初め。

 マッキンリー北峰の北面にあるウィッカーシャム壁は、山頂からピーターズ氷河まで標高差4,000m、幅5,000mに達する世界最大級の雪の斜面である。カナディアンルートはその西端に当たり、35度〜45度の急斜面が続いている。山麓にあるタルキートナから飛行機でカヒルトナ氷河南東俣(2,200m)に入り、そこからカヒルトナパス(3,150m)を経て25km歩けばピーターズ氷河のベースキャンプ(1,830m)に着く。カナディアンルートでは降雪の後は雪崩の危険が大きくなるため、他のルートや山で高度順応を済ませてから、好天時を狙って短い日数で登高・滑降するのが良いかもしれない。

3-2 マッキンリー南峰(6,194m)ウェストバットレス

出国から帰国まで4週間。時季は5月〜7月初め。

 マッキンリー南峰のノーマルルートである。山麓にあるタルキートナから飛行機でカヒルトナ氷河南東俣(2,200m)に入り、そこから20km歩けばベースキャンプ(4,330m)に着く。ハイキャンプ(5,240m)から標高4,940mまでの細い稜線とその直下の急斜面(55度)はスキーで滑れないが、他はデナリパス(5,550m)の下など一部を除いて緩やかな斜面が多い。このルートには2ヶ月ほどのシーズン中に1,000名もの登山者が訪れ、人が多過ぎて面白味に欠ける面もある。しかし、マイナス30〜40℃に達するマッキンリーの寒さを体験したり、北峰からのエスケープルートを見たりしておくため、ウィッカーシャム壁カナディアンルートに挑む前にウェストバットレスを登っておきたい。

3-3 登山ルートの情報

ウィッカーシャム壁の写真
http://www.peakware.com/encyclopedia/peaks/photos/mckinley6.htm

デナリ国立公園ホームページ
www.nps.gov/dena

 米国地質調査所の5万分の1地形図は、Maps a la carte社のTopoZoneホームページで「Mount Mckinley」を検索すれば見ることができる。
TopoZoneホームページ
www.topozone.com

 

島津好男の海外山スキーのページ