2006年10月23日


「知行合一」の労働運動を!
10/7−8、東京・友愛会館で「わいわい塾2006」開催


能力開発セミナー
 国交職組は10月7日(土)〜8(日)、東京・友愛会館において、「わいわい塾2006」を開き、「コミュニケーション能力」や「課題発見能力」について学習しました。

 「知行合一」とは?
 「知行合一」とは、「知識と行動が同じ」という意味。労働組合は運動する組織。知識を実践で活かさなければ知らないのと同じ。との説明に「やるぞ!」の決意を固めました。

 労働運動発祥の地
 写真は、会場1階で。労働運動発祥の地には、民主的労働運動の先人の銅像がいまでも置かれています。



 竹林委員長の歓迎挨拶でスタート
   主催者を代表して、竹林委員長から「職場と社会に課題は山積しています。若い皆さんはこれからの担い手です。国交職組の理念、歴史、組織および運動を知っていただくとともに、今日明日の日程で何か一つでも『気づき』があれば幸いです。仲間づくりをしつつ、ともに学びましょう。」と歓迎のあいさつがされました。



 (財)富士の園田さんのリードで演習
 グループ討議を中心とした演習は、(財)富士社会教育センターの園田インストラクターのリードで、緊張を解く「アイスブレイク」のエクササイズやKJ法を用いた職場課題発見・解決策の検討など、笑いや動きを交えて時間を忘れて進められました。
 園田氏は、「労働運動の基本は人間愛・相愛扶助」と繰り返し、人間関係の大切さを一貫して強調して説明されました。
労働組合の基本は
「人間愛」と園田さん



荒木先生の講義「拉致問題と国家の使命」を聴き、「自分にできることは何か」を自問

静かに熱い想いを語る
荒木和博先生
 特定失踪者問題調査会代表の荒木和博先生から、「拉致問題と国家の使命」とのテーマで取組みの状況説明がありました。「いつ、誰が拉致されても不思議ではないのが日本の現状。国家主権侵害や基本的人権侵害を許さないという想いと行動が大切。拉致問題は、被害者がかわいそうだという問題ではなく、我々ひとりひとりの国民の問題だ」と強調し、「永い間、日本政府は拉致問題を見て見ぬふりをしてきた。改めて真剣な取組を期待したい。」との話がありました。参加者は、はじめて聴く話に改めて目覚めた想いで「自分に出来ることは何か」と自問しました。



交流と発見の二日間・・・・お疲れ様でした
 参加者は2グループに分かれて演習・作業を進めましたが、二日目にはすでに長年の親友・同僚同士を見るようでした。それぞれのグループが初日に掲げた目標「発見」と「交流」を十分に達成していると感じられました。
 塾の最後に、それぞれが職場に戻ったら実践することを具体的にイメージし、感想と決意表明に代えました。各職場の支部長はじめ仲間の皆さん、参加者の労をねぎらうとともに、その決意を確認し、実践をサポートしてください。

出された問題点は、放置すれば職場と雇用の危機に ↑ グループ討議も真剣な眼差しで進められる ↑




演習で出された問題・・・・判るかな?                    答えは次ページ
Q.1  ABCDとボートが4艘。川の右岸から左岸へ移動させたい。移動するのにAは1分、Bは2分、Cは4分、Dは8分かかる。船頭は一度に2艘動かせる。
 船頭1人で最短何分あれば、全部のボートを移動させることができるだろうか?
Q.2  駅に近いある公営駐車場。全部で20台駐めることができ、1から20まで区画線内に番号が表示されている。平日からいつも満杯なのだが、なぜかNO.9のところだけは空いている。
 その理由はなんでしょうか?